2018年3月の星空
2018年3月の星空
3月21日が春分の日なので、これまですばらしい輝きを見せてくれていた冬の明るい星座たちが、宵の早い時刻に西空へと大きく傾き、東の空からは春の星座たちがいっせいに姿をみせるようになってきます。つまり、3月の宵空は、冬から春へと星空が入れ替わる季節です。3月も後半になると、桜前線の北上も急ピッチ。寒さから解放されての星空見物が楽しめるようになります。
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同じ星空が見える時刻
- 2月中旬:22時ごろ
- 3月上旬:21時ごろ
- 3月中旬:20時ごろ
- 3月下旬:19時ごろ
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図の中央が頭の真上の"天頂"にあたり、円の周囲が地平線を表しています。図の東西南北の方位と自分の立っている場所での東西南北の方位を一致させ、頭上にかざすと、星座や星を見つけだすことができます。この全天星座図は、頭上にかざして見るものなので、東と西の方位が一般の地図とは逆になっています。
ここに揚げられている星座図は、北緯35°付近での見え方を示してありますが、ほぼ全国的にこれと似た見え方になるとみて差し支えはありません。もちろん、北海道あたりでは北の空がより高く、沖縄付近では南よりの星座が高く見えるようになります。
この観測ガイドは「月刊天文ガイド」本誌に掲載されたものです。詳しくは本誌をご覧下さい。