2018年2月の星空
2018年2月の星空
2月4日が立春、言葉のイメージからは「春の到来近し」と感じそうですが、寒さきわまって春の気が立ち始めるというほどの意味ですから、実は一年中でもっとも寒いころになります。防寒対策は怠りなくしたいですね。今年は明るい惑星だけが、夏の星座へと移っていきますので、冬の星空は久しぶりに惑星のいない落ち着いた冬空となっています。
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同じ星空が見える時刻
- 1月中旬:22時ごろ
- 2月上旬:21時ごろ
- 2月中旬:20時ごろ
- 2月下旬:19時ごろ
クリックすると大きな図が見られます |
図の中央が頭の真上の"天頂"にあたり、円の周囲が地平線を表しています。図の東西南北の方位と自分の立っている場所での東西南北の方位を一致させ、頭上にかざすと、星座や星を見つけだすことができます。この全天星座図は、頭上にかざして見るものなので、東と西の方位が一般の地図とは逆になっています。
ここに揚げられている星座図は、北緯35°付近での見え方を示してありますが、ほぼ全国的にこれと似た見え方になるとみて差し支えはありません。もちろん、北海道あたりでは北の空がより高く、沖縄付近では南よりの星座が高く見えるようになります。
この観測ガイドは「月刊天文ガイド」本誌に掲載されたものです。詳しくは本誌をご覧下さい。