2014年10月の星空
9月23日が秋分の日なので、10月に入ると急に夜の時間が長くなってくるのが実感されるようになります。いよいよ透明度良く晴れわたる星空シーズンの幕開けというわけです。しかし、その分だけ夜の冷え込みも強まってきますので、防寒対策も忘れずに行きたいところです。星空ウオッチングのお楽しみも健康第一というわけで、風邪など早々と引き込んでしまうことなどなしといきましょう。
|
同じ星空が見える時刻
- 9月中旬:22時ごろ
- 10月上旬:21時ごろ
- 10月中旬:20時ごろ
- 10月下旬:19時ごろ
クリックすると大きな図が見られます |
図の中央が頭の真上の"天頂"にあたり、円の周囲が地平線を表しています。図の東西南北の方位と自分の立っている場所での東西南北の方位を一致させ、頭上にかざすと、星座や星を見つけだすことができます。この全天星座図は、頭上にかざして見るものなので、東と西の方位が一般の地図とは逆になっています。
ここに揚げられている星座図は、北緯35°付近での見え方を示してありますが、ほぼ全国的にこれと似た見え方になるとみて差し支えはありません。もちろん、北海道あたりでは北の空がより高く、沖縄付近では南よりの星座が高く見えるようになります。
この観測ガイドは「月刊天文ガイド」本誌に掲載されたものです。詳しくは本誌をご覧下さい。