2013年12月の星空

12月22日が冬至なので、これからは一年中でもっとも長い夜の時間内で心ゆくまで星空ウオッチングが楽しめることになります。天文ファンにとってなによりの季節の到来というわけですが、やはり一年中でもっとも寒さの厳しい時期でもあり、防寒対策には万全を心がけるようにしなければなりません。怪しげな風邪に悩まされるようになっては星空ウオッチングどころではなくなってしまうからです…。

図の中央が頭の真上の"天頂"にあたり、円の周囲が地平線を表しています。図の東西南北の方位と自分の立っている場所での東西南北の方位を一致させ、頭上にかざすと、星座や星を見つけだすことができます。この全天星座図は、頭上にかざして見るものなので、東と西の方位が一般の地図とは逆になっています。

ここに揚げられている星座図は、北緯35°付近での見え方を示してありますが、ほぼ全国的にこれと似た見え方になるとみて差し支えはありません。もちろん、北海道あたりでは北の空がより高く、沖縄付近では南よりの星座が高く見えるようになります。