2011年9月の星空
9月23日が秋分の日なので、これからは少しずつ昼間の長さより夜の長さの方が長くなってきますし、空の透明度も良くなってきますので、天文ファン的にはうれしい季節の到来ということになります。ただし、夜の冷え込みも意外に強まってきますので、夜ふけの防寒対策には注意を払う必要があります。今月12日は満月で中秋の名月とちょうど重なりますので、まん丸な名月を楽しめることになります。
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同じ星空が見える時刻
- 8月中旬22時ごろ
- 9月上旬21時ごろ
- 9月中旬20時ごろ
- 9月下旬19時ごろ
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図の中央が頭の真上の"天頂"にあたり、円の周囲が地平線を表しています。図の東西南北の方位と自分の立っている場所での東西南北の方位を一致させ、頭上にかざすと、星座や星を見つけだすことができます。この全天星座図は、頭上にかざして見るものなので、東と西の方位が一般の地図とは逆になっています。
ここに揚げられている星座図は、北緯35°付近での見え方を示してありますが、ほぼ全国的にこれと似た見え方になるとみて差し支えはありません。もちろん、北海道あたりでは北の空がより高く、沖縄付近では南よりの星座が高く見えるようになります。
この観測ガイドは「月刊天文ガイド」本誌に掲載されたものです。詳しくは本誌をご覧下さい。