2023年6月号訂正
■天文ガイド2023年6月号「地上の星」(p.70-71)の本文に誤植がございました。下記の通り訂正の上、関係者並びに読者の皆様にお詫びいたします。
(誤)
──そもそも玉川学園にプラネタリウムが設置された意図というのは?
樋泉 地学はないのですが、理科の授業としての天文は玉川学園では小6と中3で学びます。天文の単元って教科書や板書から空間を想像するのがすごく難しくて、私も子どものころは訳がわからなかったんですよね。で、天文が嫌いになってしまって(笑)。そのときの苦い思いがあるので、今の子たちが引っかかりそうなところにプラネタリウムで寄り添えている気がしています。
(正)
──そもそも玉川学園にプラネタリウムが設置された意図というのは?
樋泉 天文に限らないのですが、学習環境にできる限りプロが使うようなものをそろえて、子どもたちに触れさせてあげたいというのがこの学校の思いなんです。何か深く知りたいと思ったときに、「それならこれを使ったらいいよ」と提供できる環境を作っているんですね。プラネタリウムはマウスで感覚的に操作できて、地球を飛び出していけるデジタル式を選んだのも子どもたちが操作するのが前提だからで、導入当初からずっと宇宙を学ぶツールとして大正解だと思っています。