火星最接近[後編]
スターキャッチコンテスト
ラダック最果ての村、ハンレで見て撮った!
紫金山・アトラス彗星
2025年2月号1月5日発行・発売
定価(税込):1,100円
:安達 誠
2025年1月12日に火星が地球に最接近、その距離は9608万km。ふたご座で-1.4等で赤く輝きます。先月号に引き続き、火星に接近した際の火星表面の模様の変化や火星の衛星の様子など、火星の接近時に楽しめる現象を紹介します。[後編]ではとくに、火星の表面で発生する砂嵐「ダストストーム」を中心に見所を紹介します。
:塚田 健
自分たちで製作した天体望遠鏡を使って、制限時間内にどれだけ多くの星を見つけられたか(キャッチできたか)を競う「スターキャッチコンテスト」。2024年11月29日~12月1日に茨城県常陸太田市の「プラトーさとみ」で開催され、茨城県内の天文部などの高校生たちが集まりました。この「スターキャッチコンテスト」は、辻村深月さんの小説『この夏の星を見る』のモティーフにもなっていますが、「スターキャッチコンテスト」に集った高校生たちコンテストの模様をレポートします。
:中西アキオ
「ラダック」とはチベット語で、インド北部ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に囲まれたチベット仏教文化圏を指しますが、標高4000m超えるラダックで、27年ぶりの大彗星となった「紫金山・アトラス彗星」の観測だけでなく、インド国立天文台ハンレ観測所の見学、天空の湖とよばれるパンゴンツォを天体写真家の中西アキオさんが巡りました。出合った星空と旅の様子を紹介します。
【特集】
火星の最接近を見よう!/編集部
火星最接近[後編]/安達 誠
スターキャッチコンテスト/塚田 健
ラダック最果ての村、ハンレで見て撮った! 紫金山・アトラス彗星/中西アキオ
【TOPICS】
2月1日の昼間の土星食/早水 勉
PHOTO GALLERY 12月8日の土星食
2024年のふたご座流星群速報/長田和弘
AKUTSU CEBU OBSERVATORY 星空レポート/阿久津富夫
オーロラカレンダー 2025年1月-2025年4月/篠原 学
Sol’Ex(Solor Explorer Project)太陽分光観測装置の製作④/山崎明宏
【THE SKY】
2月の星空と天体観測/沼澤茂美、脇屋奈々代
【NEWS&EVENT】
ASTRO NEWS/内藤誠一郎、塚田 健、三浦飛未来
TG情報局(新製品情報ほか)
ASTRO SPOTS
全国・天文イベント情報
【読者の天体写真】
読者の天体写真
入選者の声(最優秀賞受賞者手記)
【連載】
月のある絶景/榎本 司
星雲・星団案内/津村光則
天文学コンサイス/半田利弘
星空に会いに行く・撮りに行く/成澤広幸
T.G.Factory/西條善弘
読者Space!
マサが行く!
プラネタリウム100年 地上の星を訪ねて/塚田 健
柳家小ゑんのエントロピーガイア!
リーマンサット a go-go!/ヨッシー
今日からロケッティア!/足立昌孝
宇宙天気/篠原 学
星のある場所/森 雅之
【観測ガイド】
天文データ/相馬 充
流星ガイド/長田和弘
星食ガイド/広瀬敏夫
変光星ガイド/大島誠人
変光星の近況/広沢憲治
太陽黒点近況/時政典孝
小惑星ガイド/渡辺和郎
人工天体ガイド/橋本就安
惑星の近況/堀川邦昭、安達 誠
彗星ガイド/中野主一