ヤマハ(株)は、商業空間向け音響機器の新製品として、小中規模設備の音響システム向けのスピーカーシステム「VXS3F」「VXS3FW」「VXS3FT」「VXS3FTW」、パワーアンプ「MA2120」「PA2120」、デジタルコントローラーハブ「DCH8」を発表した。発売は2016年5月。
近年、宴会場や公共施設はもとより、店舗やホテル、カフェやレストランなどで快適な空間づくりにより顧客をつかむため、内装や空調、照明に加え、質の高いBGM やアナウンスを提供する音響設備を重視するようになってきている。ヤマハはライブコンサート用音響や劇場といった大型設備向けの製品群で評価が高いが、それら業務用音響機器のノウハウとテクノロジーを活かし、小中規模設備の音響システムを拡充させるラインアップとなっている。
◆主な特長
「VXSシリーズ Fモデル」スピーカーシステム(共通部のみ一部)
- 3.5インチコーン フルレンジ密閉型 ペア
- 出力音圧レベル 86dB SPL(1W、1m)
- 再生周波数帯域(-10dB) 130Hz~20kHz
「MA2120」「PA2120」パワーアンプ(共通部のみ一部)
- 出力(Low) 120W×2ch(4Ω)、100W×2ch(3Ω/8Ω)
- 出力(High) 120W×2ch(70系/100系)、200W×1ch(70系/100系)
- 周波数特性(Line to Line) 20Hz-20kHz (-2.5dB、+1.0dB)
- 周波数特性(Line to SP : 3,4,8Ω 各1W) 50Hz-20kHz (-3.0dB、+1.0dB)
- 周波数特性(Line to SP : 70系/100系、120W/200W 各1W)90Hz-20kHz(-3.0dB、+1.0dB)
- 消費電力 60W(1/8出力、AC100V、ピンクノイズを全チャンネル入力時)
*製品についての詳細はヤマハ(株)まで。