オーディオ機器・家具輸入代理店の(有)フューレンコーディネートは、同社が国内総代理店をしている米・NuPrime Audioの発表したDAコンバーター / プリアンプ「DAC-9」、シングルエンドのA級設計ヘッドフォンアンプ / プリアンプ「HPA-9」、ブリッジ動作でモノラル使用可能なA+D級ステレオパワーアンプ「STA-9」の3機種を、2016年2月24日より発売開始すると発表した。
◆DAC-9 DAコンバーター/プリアンプ
AES/EBU規格XLR入力とXLR出力を装備しPCM384K & DSD256のデコーディング能力を持つ「DAC-9」は、スタジオユース向けに設計されたリファレンスDACだ。デジタル4系統とアナログステレオ入力1系統を装備し、ハイエンドシステムにも理想的に適合できる。
また、豊富な入力とデジタルフォーマットをサポートしており、DAC-ICにはAK4490EQを採用。PCM384kHz / 32bit、DSD256(11.2MHz)まで対応している。
◆HPA-9 ヘッドフォンアンプ/プリアンプ
「HPA-9」は歪みの無い生き生きとしたサウンドを実現した純A級出力段を持つヘッドフォンアンプ/プリアンプ。シングルエンドのA級設計と非フィードバック出力段は広い負荷変動にも対応し、16~1,000Ωまでのヘッドフォンインピーダンスに対応が可能となっている。スペックでのインピーダンスが300Ωとなっていても、周波数の間(例えば100Hz)では700-800Ωに上がってしまうピークインピーダンスにも対応できるようにすることで、進化の続くヘッドフォンのポテンシャルが最大限に発揮できる機能を提供する。
◆STA-9 A+D級ステレオパワーアンプ
「STA-9」は出力2 x 120WのA+D級ステレオパワーアンプ。ブリッジアンプとして290Wモノラルアンプとしても動作させることができる。真空管の難点や制限を伴わず、真空管アンプの最も魅力的な音調を彷彿させる偶数次のハーモニック特性を獲得。ゆったりとした透明感あふれるダイナミック特性、そして上品できめ細やかなサウンドステージとなっている。
アンプ回路はパルス幅変調を生成するために自己発振回路を使用して従来のD級アンプ設計を改善。CDの44.1kHzサンプリングレートを遥かに上まわる周波数550kHzでスイッチングを行い、軽減された高周波ノイズと強化された低周波性能のための高能率トロイダルトランスを搭載した、新しいリニア電源を搭載している。また、NuPrimeのアイソレーションフィート(特許出願中)が持つダンピング効果によりオーディオ性能を低下させる振動を吸収する。
*製品についての詳細は以下のリンクから。
【NuPrime.jp】 【DAC-9】(PDF) 【HPA-9】(PDF) 【STA-9】(PDF)