ラックスマン(株)は、2016年の新製品第1弾として、コンパクトなフォノイコライザーアンプの最新製品 「E-250」 を発表した。
「E-250」 は、2008年の発売以降、フォノイコライザーアンプの定番モデルとしてロングセラーを続けていた「E-200」をフルモデルチェンジ。リファレンス機として、定評のある回路やパーツの大幅なブラッシュアップと、アナログ再生の世界をさらに深く楽しめる機能を追加した。
また、同社の真空管フォノイコライザーアンプ「EQ-500」にも搭載されている、【カートリッジの特性に合わせた負荷インピーダンス】と【負荷容量の切り替え機能】を搭載し、高品位なアナログプレーヤーとの組み合わせによって音楽性にあふれる表現力を獲得している。
◆主な特長
- B4ファイルサイズのコンパクトな筐体と、レバー型制御スイッチをレイアウトした趣味心をくすぐるブラスターホワイト仕上げのフロントパネル
- 2系統の入力端子を装備し、ツインアームや2台のアナログプレーヤーの接続に対応
- カートリッジのインピーダンスに合わせた負荷インピーダンス切り替え機能 (34k/47k/56k/100kΩ)
- 回路の高域特性を変化させ、音色がコントロール可能な負荷容量の切り替え機能 (0p/100p/220p/320pF)
- レコードの反りなどによって発生する低域成分を排除できるローカット・スイッチ
- モノラルレコードの再生時に便利なモノラルモード・スイッチ
- 再生する音楽の信号電流でカートリッジやMCトランスを消磁するアーティキュレーター機能
- NF型フォノイコライザー回路の初段はFETをパラレル接続とし、高S/Nによる低ノイズの実現
- L/Rを独立させた2基のスーパーパーマロイ製MC昇圧トランス搭載
- 電源回路には新開発のブロックコンデンサーとディスクリート構成のレギュレーター回路を採用
- デリケートな音楽信号の流れに配慮し、スムーズな電流伝送を実現するラウンドパターン配線基板をはじめ、音質を重視したこだわりのオリジナル・カスタムパーツをふんだんに採用
*製品についての詳細はラックスマン(株)まで。