エソテリック(株)は、セパレートアンプの開発技術を投入し使い勝手の良さと省スペースを図った「Fシリーズ」を発表、第1弾としてインテグレーテッドアンプ「F-03A」と「F-05」を2016年4月1日より発売する。
今回発表されたのは、A級パワーアンプ搭載インテグレーテッドアンプのリファレンスモデル「F-03A」と、ミドルクラスとなる「F-05」の2機種。
プリアンプ部はフルバランス構成となっており、パワーアンプ最終段までL/Rのデュアルモノ構成を徹底した設計となっており、独自のボリュームコントロール方式を採用することで、L/R・正/負の独立した4回路ラダー抵抗切替型ボリュームを電子制御で一括コントロール。
各信号の独立を保ち、チャンネルセパレーションと位相特性に優れた構成となっている。
また、全制御系統をフロントパネルに内蔵。
プリアンプ本体から電気的に分離させており、操作時以外に回路を完全停止させることで内部への電気的影響を与えないようにされている。
パワーアンプの電源部には、940VA大型カスタムEI電源トランスを採用。
回路は3パラレル・プッシュプル3段ダーリントン接続構成でNFB(ノーフューズブレーカー)も最小とし、ノイズや各パーツの通過による音質の変化を徹底して抑えた設計となっている。
その他、ヘッドフォンアンプ部にはTexas Instrumentsの専用ハイエンドチップセット【TPA6120A2】を採用し、様々なシーンに対応することができるシリーズとなっている。
*製品についての詳細はエソテリック(株)まで。 ※リンク先はPDF