(有)スタックスは、エレクトロスタティック型ヘッドフォンの主力モデルであるイヤースピーカーAdvanced-Lambdaシリーズに、エントリーモデルとなる「SR-L300」と、ドライバーユニットとセットになったイヤースピーカーシステム「SRS-3100」を発表した。発売は2016年4月15日。
「SR-L300」は、Advanced-Lambda シリーズで先に発売されている「SR-L700」、「SR-L500」の下位機種で、「SR-L700」はテクノロジー・オブ・ザ・イヤー2015の周辺機器部門で入賞しており、そのエントリーモデルという位置付けとなっている。
音質の評価は高いが駆動が特殊なため高価になりがちな、エレクトロスタティック型(コンデンサー型)ヘッドフォンに興味を持っている人も導入しやすい価格帯に設定されている。
シリーズ上位機をベースとしてケーブルの芯線に高純度OFC素材を採用。(「SR-L700」は6NOFC+銀メッキ軟銅線、「SR-L500」は純銅HiFCケーブル)
クセの少ないフラットな特性と、高純度で透明な音質を確保している。
駆動には専用のドライバーユニットが必要となり、同社製品を初めて購入する場合は「SRS-3100」か、或いは「SR-L300」の他にドライバーユニットを購入する必要がある。
また、「SRS-3100」のドライバーユニット「SRM-252S」は、イヤースピーカーシステム「SRS-2170」に組み合わせていたものと同機種で、入力はRCA端子1系統となっている。
*製品についての詳細は(有)スタックスまで。