(株)ユキムは、同社が取り扱っているスピーカーブランドの独・ELAC新製品「BS302」を2016年3月10日より発売する。
ELAC 300LINEは、空間表現能力を最大限発揮する事をコンセプトとしたスピーカーシリーズ。
近年発表されてきた同社製品の多くは、【ユーザーが家に設置した状態でいかに部屋の環境に左右されずパフォーマンスを発揮できるか】を念頭において開発されているが、それに対し、壁からある程度距離を離しての設置を前提とし、セッティングに対してシビアに反応するストイックなシリーズとなっている。
発売中の「BS312」は、キャビネットのバッフル面を極限まで切り詰め、スピーカーの存在が完全に消え去る音場を創り出す。
今回発売される「BS302」は、「BS301.2」の後継機となる同軸2way密閉型マイクロスピーカー。
300LINEの特徴であるアルミ押し出し成型のキャビネットとオリジナル同軸ユニットを搭載し、低域の量感は一歩譲るが、「極限までバッフル面をなくす」「点音源に近い」という2点で「BS312」よりも有利に設計されている。
また、磁気回路とクロスオーバーが一新され、「301.2」で指摘されていた奥行きも、音や特性が変わることなく10mm短縮された。
4月上旬には、「BS302」5本とサブウーファー「SUB2030」1本がセットになった5.1chセット「CINEMA30」が、価格295,000円(税別)で発売される。
◆製品についての詳細は(株)ユキムまで。