商品名子供の科学 2023年10月号［別冊付録付き］
商品名（カナ）コドモノカガク 2023ネン10ガツゴウ ベツサツフロクツキ
編集者名子供の科学編集部
判型B5
ここだけの話
生成AIで画像をつくるまでの長い道のり
「ミライ大図解」特集では、ロボットやテクノロジー、宇宙など、さまざまな分野ごとに最先端研究を紹介し、そこから浮かび上がるミライの姿を紹介しています。
せっかくミライの特集をするんだから、導入部分でもミライ的なビジュアルをどーんと見せたいよね～と編集部で話していました。
そこへ、外部ライターさんがポツンとひと言。
「だったら生成AIにかっちょいい画像をつくってもらって掲載するのがいいんじゃない？」
おおー！ それはナイスアイデア！ とてもイマドキだし、ミライ感もあるし、なんといっても私たちの想像を超える画像が生まれて、読者のみなさんにも楽しんでもらえるはず！ やろうやろう。やってみよー！となりまして、さっそく画像生成AIをいくつか試してみたのですが、そんな簡単じゃなかった…という話です。
画像生成AIは、こちらがつくりたいと思うイメージの単語をテキストで入力して画像をつくるのですが、この「プロンプト」と呼ばれる作業によって、かっちょいい画像ができるか・なんだか変な画像ができるか、大きく左右されます。
慣れていないわたくしは、「future,2050,robot,AI,family」なんて、適当に入力するもんだから、以下のような画像ができてしまいます。
そういうことじゃない、もっと読んだ人がハッとするような意外性のある画像が見たいんだ！
「future,2050,world,AI,school,technology,everyday」カタカタカタ…
ちがーーう！ SF映画でも想像できなかったようなおもしろいロボットを出してくれー！
…こんなことを何十回と繰り返し、試行錯誤した結果、自分の手腕では限界があることに気づき（気づくのが遅い）、別のチームに「Midjourney」というプログラムを使ってつくり直してもらうことになったのです。
さて、最終的にどんな画像に仕上がったか、ぜひ誌面で確認してみてください。
生成AIが、「2050年には、こんなロボットと一緒に授業を受けているかも…」というミライを描いてくれています。
