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子供の科学 2023年12月号[別冊付録付き]

編集: 子供の科学編集部

定価(税込)770円

発売日2023年11月09日

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動物に植物、昆虫、細胞まで!? 毛むくじゃらで送る「毛」特集! ヒトの毛のナゾに迫る別冊マンガつき! 子供の科学編集部 : もりりん

内容

★【特集】実はすごい! 生き物たちの毛! 毛‼ 毛!!!
誰もが知っているけれど、あまり注目されることのない「毛」。今回の特集では、すべての生き物に生える「毛のようなもの」について、その働きを6つに分けて紹介。奥深い毛の世界を楽しみつつ、その働きを比べてみてください。

 

●宇宙移住時代の農業研究最前線 宇宙で野菜をつくれるか?
近い将来に計画されている月面探査が行われると、より長く宇宙飛行士が宇宙に滞在することになります。その際、宇宙で植物を育て、食料を生産することが望まれています。宇宙で植物を育てるということは、地上での農業とどう違い、どんな技術が必要なのでしょう? 研究の最前線をお届けします。

 

●自然科学3賞は誰の手に⁉ 2023年ノーベル賞発表!
2023年10月初めに行われた、ノーベル賞受賞者の発表。残念ながら日本人が受賞することはありませんでしたが、生理学・医学賞、物理学賞、化学賞が贈られると発表されたのはいずれも素晴らしい研究ばかり。どこよりもわかりやすく、その内容を紹介しています。

 

●たくさん知って、もっと会いたくなる 動物園の動物/ライオン
動物園にいる動物たちの意外な進化の過程や、動物園の新しい取り組みを紹介する連載。今月、取り上げているのはライオン。嗅覚が優れているため、尿の匂いでナワバリを主張すると考えられているとか!? ライオンの嗅覚を利用した、ユニークな動物園のしかけにも注目です。

 

●何が流行ってる? 習い事は? 読者データ白書2023
全国の読者たちが送ってくれる、毎月のハガキやコカネットのアンケートを集計・分析。その結果を大発表しちゃう毎年恒例のコーナー。みんなは何をして過ごすことが好き? 学校で流行っている遊びは? 将来の夢は? 気になるあれこれを見てみましょう。

 

●【別冊付録まんがBOOK】ヒトの毛のフシギ
小学3年生のリコは、毎日自分の髪の毛を乾かすのが面倒に感じています。「髪の毛なんてなければいいのに!」というリコに対して、祖母のモージャ博士がヒトの毛の解説をはじめて…。ヒトに生えている鼻毛、まつ毛、ひげなど、あらゆる毛のヒミツを楽しくまんがで展開しています。

ここだけの話

「毛」について知ろう

『子供の科学12月号』は毛だらけ特集でした。

いろいろな生物に生えている「毛」のすごい機能をたくさん紹介しています。

 

そもそもなぜ「毛」の特集なのかをお話したいと思います!

 

 

それはときを遡って去年のこと……。

 

子供の科学編集部に入りたての企画会議に、「ムダ毛」特集がしたいと提案しました。

というのも、わたしの記憶の中では、子どものころ「毛」についてなにかと悩んできたからです。

 

毛量が多くて邪魔くさいとか、髪を洗っても洗ってもふけがでるとか……、

腕毛が濃いとか足毛が濃いとか、腋毛が生えているのが恥ずかしいとか、

毛を脱色したらいいよと親に言われても納得できず……などなど。

 

 

わたしが子どもだったころに比べてSNSやらネットが普及して、今の読者の子たちはもっと美容について気にする時代なのかなと思っていました。

 

 

電車に乗っていると11回は目にする「永久脱毛」の文字など、ほんとうに脱毛した方がいいのかな……、そんな風に悩む前に、毛って一体どんなものなのか、事前に知っておいたらあとあと自分で決めるときに役に立つんじゃなかろうか、そう思って、ムダ毛についてふか~く知れる特集がつくりたいと考えていました。

 

その企画会議では、そんなに毛について子どもたち悩んでいるかなということで企画が流れたのですが、とある日編集部に1冊の献本が届きました。

 

それが今回の特集の文章を担当してくださった保谷彰彦さん著の『生きもの毛事典(文一総合出版)』でした。

 

 

わたしはヒトの毛に特化して企画を考えていましたが、こちらの本では動物をはじめ、植物、昆虫、とあらゆる生物の毛について、おもしろい毛の知識をたくさん紹介されていました。

 

ヒトに限らずとも、毛ってどれだけすごい機能を持っているのか、たくさんの生物を通して知ることができたらもっとおもしろいんじゃないか。

そこで改めて今年になって「毛」の企画はどうかとぽろりと口に出してみたら、通過したという経緯なのです。

本誌ではあらゆる生物のすごい毛の機能を紹介していますが、別冊付録のマンガBOOKで、当時のわたしが考えていた「ヒトの毛」にまつわるギモンを取り上げています。

 

ぜひモージャ博士とリコ、そしてお兄ちゃんのタイガと一緒に毛について学んでみてくださいね。すべてのギモンをカバーできているわけではないですが、毛に関する理解への一歩になったらなと思っています!

ぜひご覧ください。

写真はちょうどこの前、新宿御苑の温室で見つけた毛だらけの植物「ベニヒモノキ」です。

みなさんも身近な「毛」を見つけてみてください。

雑誌紹介

1924年創刊の小中学生向け科学月刊誌。話題の科学ニュースを、どこよりもおもしろく、わかりやすく解説。宇宙、生き物、テクノロジーなど、好奇心旺盛な子供たちがわくわくする科学をお届けします。創刊以来、研究者や医師、エンジニアなど一流の人たちが子供時代に読んでいた雑誌として知られています。また、毎月工夫をこらした実験や工作を多数紹介。手を動かしてものづくりをする体験を提供しています。子供向けのプログラミング学習記事も充実。記事の内容と連動したプログラミングキットの開発も行っています。

商品名子供の科学 2023年12月号[別冊付録付き]

商品名(カナ)コドモノカガク 2023ネン12ガツゴウ ベツサツフロクツキ

編集者名子供の科学編集部

判型B5

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[別冊付録まんがBOOK]ヒトの毛のフシギ

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