商品名子供の科学 2023年6月号 ［別冊付録付き］
商品名（カナ）コドモノカガク 2023ネン6ガツゴウ ベッサツフロクツキ
編集者名子供の科学編集部
判型B5
ここだけの話
遊びに出かけるときは、毒のある生き物たちをチェックしよう！
6月号の特集は「近くにいる！ 毒のある生き物」です。
これからは、キャンプや海水浴といった屋外で楽しむことが増える季節。キャンプや海水浴、釣りなどに行く人たちも多いのではないでしょうか。
そこで気を付けたいのが毒のある生き物たち。
山や海などのアウトドアでのレジャーの時はもちろんのこと、実は家の近くでも気を付けたほうがいい生き物はいます。特集ではそんな身近で会いやすい毒のある生き物たちを紹介しています。毒のある生き物たちがどこに生息しているかを付録のポスターで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
しかし、特集では紹介できなかった毒のある生き物もいます。記事の中でも図鑑などで調べることをおすすめしていますが、いろいろ調べてみて、付録の「毒のある危険生物遭遇マップ」に自分なりに追加することをおすすめします。
たとえば、「ブユ」（ハエ目カ亜目ブユ科）は、山の中によくいる昆虫で、キャンプ場で遭遇することが多いかもしれません。このブユ、メスは皮膚をかみ切って血を吸います。このときに唾液腺から毒を注入するので、かまれた後は腫れたり、痒さと痛みをひき起こします。
また、節足動物ですが「マダニ」（ダニ目マダニ亜目マダニ科）は毒をもつというより、血を吸われたときにほかの病気に感染する危険がある生き物です。
山林だけでなく、草むらにも生息しています。自分たちも気を付けなくてはいけないのですが、マダニはいろいろな動物の血を吸うので、イヌやネコを連れて行くときには一緒に気を付ける必要がありますね。
他にも、一時期話題になった「ヒアリ」のような外来種が入ってくることも。
逆に環境の変化により絶滅の危機に瀕している生き物もいるので、毒を持っているから危険だと思うだけでなく、どうしてこんなところにいるのか、調べてみてはどうでしょうか。
