商品名子供の科学 2020年2月号
商品名(カナ)コドモノカガク 2020ネン2ガツゴウ
編集者名子供の科学編集部
判型B5
パイの実、ねるねるねるね、うまい棒などお菓子のテクノロジーを紹介。超リアルなジオラマの神テクも伝授! 子供の科学編集部 : バッシュ
内容
★特集 おいしさに秘められたスゴい技術を大紹介! お菓子のテクノロジー
2月14日はバレンタインの日。
毎年おいしそうなチョコレートをあちこちで見かけますよね。
今月の特集は、みなさんもよく知っている名作チョコ「パイの実」をはじめ、「ねるねるねるね」や「うまい棒」など、大人気のお菓子に秘められたメーカーこだわりのテクノロジーを紹介します。
さらに、今回はスペシャルゲストが登場!
“科学のおねえさん”として活躍する五十嵐美樹さんが、「KoKa特製バレンタインチョコ」のつくり方を伝授します。
●情景師アラーキーが教える “超スゴイ”ジオラマ
“超リアル”なジオラマをつくる作家・情景師アラーキーさんにインタビュー。
細部までリアルに再現されたジオラマの世界をたっぷり紹介します。
作品が出来上がるまでのヒミツや、驚きの“超絶テクニック”を知り、“超スゴイ”ジオラマにチャレンジしてみましょう!
●obnizでつくろうスマートホーム! スマホを振って、部屋にいる家族を呼び出そう!
「ご飯ができたから、みんなを呼んできて」こんなお願いをされること、ありますよね。
こんなとき、部屋まで呼びに行くのはちょっと面倒ですが、obnizを使えば簡単に解決できます。
今回は、離れた場所からでも家族を呼べる装置をつくってみましょう。
●micro:bitでレッツプログラミング! 関数を使いこなそう
プログラムの中で「入力する値を変えて同じ動作を繰り返したい」、そんなときに役立つのが関数です。
プログラムを関数にしておくと、値が変わるたびにプログラムをつくる手間が省け、使いたいときにその関数を呼び出すだけで、処理が実行できます。
今回は、この関数プログラミングのやり方を紹介していきます。
●なんでもコントローラー「KeyTouch」でつくってあそぼう 「電子ウッディーオカリナ」をつくろう
今回はキータッチを使って小さな笛をつくります。
ラップの芯とアルミホイル、ネジを組み合わせて、Scratchのプログラムで電子音を鳴らします。
ここだけの話
2月号の特集では、いろいろなお菓子メーカーさんに取材し、大人気お菓子に隠された知られざるテクノロジーを紹介しています。
各社驚きの情報が盛りだくさんで、誌面に収めきれないのが残念でした。
ここでは、誌面に掲載できなかったプチ情報をちょっとだけご紹介しましょう。
「うまい棒」で有名な株式会社やおきんさんに取材すべく、埼玉県八潮市の営業本部へお伺いしたときのこと。ビルの扉をあけると、いきなりカラフルでカッコいい物体が!
「これは何だ??」と近づいてみると……
「バギー??」
しかも、フレームがすべてうまい棒!
さらに、よくよく見ると、何やらエンジンらしきものが……。
「まさか、動くのでは……??」
「いかんいかん……」
はやる気持ちを抑え、取材に備えていざ取材場所の4階へ向かいました。
4階に着くやいなや、あるものが目に飛び込んできました。
「おお! アイツだ!」
実はうまい棒のキャラクター、正式名称は「うまえもん」といいます。
これまで、ファンの間では「ドヤエモン」や「うまいBOY」などとも呼ばれ、長らく正式名称が不明な謎のキャラとされていましたが、2017年にようやく、公式に「うまえもん」が発表されたそうです。
ネコ型ロボットのあのお方に似た、なんともいえないキャッチーなお姿。
wikipediaによれば、1978年9月13日生まれ、乙女座のA型で、遠い宇宙のとある星からやってきた異星人なのだとか。まさか血液が流れていたとは……。残念ながらバッシュはO型なので、輸血はできません。
ちなみに、左端にいるのはうまえもんの妹「うまみちゃん」。
うまえもん同様に宇宙人であり、地球年齢で17歳。うまい棒のように真っすぐで、元気で大胆、明るい女の子。「ウマイアミ州」からの帰国子女でもあるそうです。
聞きたいことが山ほどあるけれど、残念ながら取材時間は限られており、謎は残されたままとなりました。
いつの日か、追加取材でうまい棒の謎を解き明かせたらと願っています。
最後に、うまい棒のちょっと変わった楽しみ方をご紹介。
うまい棒ファンの方には「何を今さら」と怒られそうですが、うまい棒40周年を記念して、2019年にTwitterのキャンペーンが行われ、「3ブレンダー選手権」なるものが開催されていました。
これは、うまい棒の3つの味を同時に食べて「味変」を起こし、どの組み合わせが最もおいしいかを競うトーナメント(キャンペーンはすでに終了しており投票できません)。
例えば、シュガーラスク味×チョコレート味×モッツァレラチーズ&カマンベールチーズ味を組み合わせて「魅惑のダブルプレミアムチーズ」にしたり、シュガーラスク味×チーズ味×コーンポタージュ味を組み合わせて「行列のできるラスク店のラスク風」にしたり。
中には、チキンカレー味×とんかつソース味×なっとう味で「漢のどろり特濃ソースカレー味」なんてのも。
気になる決勝は、サラミ味×チーズ味×めんたい味の「おつまみキング3世」VSサラミ味×チーズ味×テリヤキバーガー味の「B・C・T(ベーコンチーズテリヤキ)バーガー」の対決となりました。
さて、優勝を勝ち取ったのはどちらだと思いますか?
みなさんもご自身で味わってジャッジしてみてください。
雑誌紹介
1924年創刊の小中学生向け科学月刊誌。話題の科学ニュースを、どこよりもおもしろく、わかりやすく解説。宇宙、生き物、テクノロジーなど、好奇心旺盛な子供たちがわくわくする科学をお届けします。創刊以来、研究者や医師、エンジニアなど一流の人たちが子供時代に読んでいた雑誌として知られています。また、毎月工夫をこらした実験や工作を多数紹介。手を動かしてものづくりをする体験を提供しています。子供向けのプログラミング学習記事も充実。記事の内容と連動したプログラミングキットの開発も行っています。
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