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子供の科学 2020年1月号[特大号 別冊付録付き]

編集: 子供の科学編集部

定価(税込)880円

発売日2019年12月10日

世界の多彩なネズミが大集結! 別冊付録では、ノーベル賞・吉野彰先生のオススメ実験を体験できます。 子供の科学編集部 : イワン

内容

★特集 国内外のおもしろかわいい種類を大紹介 ネズミがわかれば哺乳類のヒミツがわかる!? ネズミ研究最前線
2020年は干支のスタートとなる「子年」。
この子年にちなんで、世界と日本のネズミが大集合!
ネズミは哺乳類全種の約3割を占め、“最も繁栄している哺乳類”ともいわれるほど。
ネズミの分布や進化の過程を知れば、他の哺乳類のヒミツがわかると考えられています。
ネズミの基本をおさえて、奥深いネズミ研究の世界を見てみましょう!

 

●別冊付録 リチウムイオン電池まるわかりBOOK
リチウムイオン二次電池を開発した功績によって、吉野彰先生が2019年ノーベル化学賞を受賞しました。
吉野先生が開発した電池の材料として脚光を浴びたのがリチウムです。
そのリチウムについて、みんなはどのくらい知っていますか?
実はリチウムは特別な特長をたくさん持った、とっても奥が深い元素なのです!
その性質を活かして、身の回りのいろいろな所で使われているリチウム。
この付録では、そんなリチウムの基礎知識から、利用のされ方、そしてノーベル賞の受賞につながったリチウムイオン電池までマスターするまるわかりBOOKです。
さらに、電池のしくみがわかる、吉野先生のオススメ実験も収録。
読んで、実験して、リチウムイオン電池のスゴさを実感しましょう!

 

●奇想天外アーティスト 明和電機の発想術
青い作業服を身にまとい、日本の高度経済成長を支えた中小企業のスタイルで活動を行うアーティスト「明和電機」。
一見何の役に立つかわからないマシーンをつくり、展覧会、ライブ、おもちゃ製作などを精力的に行う彼らですが、その発想の源とは?
大ヒット作品「オタマトーン」を中心に、名作の数々と、ものづくりに役立つ発想術を紹介します。

 

●obnizでつくろうスマートホーム! いすに座るとバースデーソングが流れだす!
今度の日曜日は、仲のいい友達の誕生日会。
そんなとき、座るとバースデーソングが流れるいすがあったら、きっとみんなを驚かせることができますよね。
今回はobnizで、そんなしくみをつくってみます。

 

●新連載 なんでもコントローラー 「KeyTouch」でつくってあそぼう
キータッチは、未来工作ゼミとFabLab長野が開発した、何でもコントローラーにしちゃう発明ツールで、使い方はとってもかんたん。
右のキータッチの基板をパソコンにつなぎ、好きなものとワニ口クリップではさんでつなぐ。
すると、つないだものをパソコン上のプログラムで、コントロールできるのです。
例えば、スクラッチでつくったゲームを、キータッチにつないだ自作コントローラーで操作することができます。
今回は身近にあるものを楽器にしてあそぶ方法を紹介します。

ここだけの話

“真のネズミ”を探して山奥へ

“真のネズミ”って聞いたことがありますか?

「ネズミの中のネズミ」という感じで、なんだかかっこいい言葉です。

 

ネズミと実験動物で連想するのが「モルモット」。
テレビ番組などでもよく“最大級のネズミ”と言われる「カピバラ」。

でも、実はどちらも“真のネズミ”ではないんです。

 

 

子供の科学1月号の特集取材で、京都大学総合博物館の本川雅治先生にそんなことを教えていただきました。

 

ネズミやリスなどを含む齧歯目の分類方法はまだまだ議論が重ねられていますが、齧歯目のうちの「ネズミ形亜目」というグループを“真のネズミ”と呼ぶのが、哺乳類研究において一般的になっているようです。
この“真のネズミ”には、野山にいるアカネズミや都市部のドブネズミなどがいます。

 

 

ちなみに、モルモットやカピバラは齧歯目のヤマアラシ形亜目に分類され、ネズミよりもヤマアラシに近い動物。
近年の遺伝子解析等を用いた研究によって、こうした種の違いがわかってきました。

 

そんなネズミ研究において、今もっともアツい現場は東南アジアだそう。
2000~3000mの高地の密林で、新種の可能性があるネズミが見つかっているのです。

本川先生は新たな“真のネズミ”を求めて、ラオスやミャンマーなどの山々に分け入っています。
現地ではネズミを食用にもするようで、地元の人はネズミが研究対象になっていることに不思議がるそうです。

雑誌紹介

1924年創刊の小中学生向け科学月刊誌。話題の科学ニュースを、どこよりもおもしろく、わかりやすく解説。宇宙、生き物、テクノロジーなど、好奇心旺盛な子供たちがわくわくする科学をお届けします。創刊以来、研究者や医師、エンジニアなど一流の人たちが子供時代に読んでいた雑誌として知られています。また、毎月工夫をこらした実験や工作を多数紹介。手を動かしてものづくりをする体験を提供しています。子供向けのプログラミング学習記事も充実。記事の内容と連動したプログラミングキットの開発も行っています。

商品名子供の科学 2020年1月号 [特大号 別冊付録付き]

商品名(カナ)コドモノカガク 2020ネン1ガツゴウ トクダイゴウ ベッサツフロクツキ

編集者名子供の科学編集部

判型B5

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