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MJ無線と実験 2023年3月号

編集: MJ無線と実験編集部

定価(税込)1,430円

発売日2023年02月10日

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特集は「最新ヘッドフォン11機種の試聴」。各社最新モデルを3名のヒアリングテスターがレポートします。 MJ無線と実験編集部 : 桂川

内容

【特集】最新ヘッドフォン11機種の試聴 角田郁雄、岩井喬、半澤公一
●スタックス SR-X9000
●フォーカル UTOPIA SG
●クロスゾーン CZ-10
●オーディオテクニカ ATH-ADX5000
●HEDD HEDDphone
●ノイマン NDH 30
●ゼンハイザー HD 600
●シュア SRH840A
●MEZE AUDIO LIRIC
●タゴスタジオ タカサキ T3-03
●タゴスタジオ タカサキ T3-01

 

『オリジナル・サウンドシステムの製作』
●全段直結回路採用、特性より音質を重視した設計 6A6 B級プッシュプル無帰還9Wパワーアンプ 征矢 進
●実体配線図付きで作りやすいシンプルな構成、出力1.8W 30P12シングルパワーアンプ 長島 勝
●DCアンプシリーズNo.288 光カートリッジDS 003用真空管DCプリアンプ 真空管差動アンプ、精密イコライザー[前編] 金田明彦
●パソコンによるオーディオアンプ設計・製作支援 [第45回]音質劣化の少ないグラフィックイコライザーの製作 シミュレーテッドインダクターによるグラフィックイコライザーの基本回路 池田平輔
●高能率・高音質システムを目指す 小型スピーカーの設計と製作 第179回 小澤隆久
●最新の測定と設計による、高性能・高音質スピーカーの製作[第26回] ウェーブガイドとアルミ振動板を使った高性能2ウエイシステム(完結) 外装仕上げと最終調整 鈴木康平

 

●Hi-Fi追求リスニングルームの夢 No.640 1970年代のオーディオ機器でLPとYouTubeを楽しむ 山梨県北杜市 岩井 猛氏 宅

ここだけの話

ヘッドフォンオーディオと、スピーカーで聴くオーディオの溝は埋まらないか?

スピーカーシステムによる音楽聴取は、スピーカーシステムを置いた部屋の空気を介して音楽を聴くため、音圧や振動が体全体に伝わる大きな魅力があります。しかしそれゆえに部屋の特性に左右され、音漏れが問題になることもあります。

 

現代の住宅事情から、オーディオ装置だけの部屋を確保すること、部屋の音響環境を整えること、防音処理など、大変費用がかかることが多く、特に若い世代が都市部でスピーカーシステムによるオーディオ環境を整えることは難しいと言えましょう。

 

 

一方、ヘッドフォン(イヤフォン)による音楽聴取は、耳の近くに発音装置を置くため、周囲の環境にほとんど左右されず、好きな時間に好きな音量で楽しむことができます。

 

ヘッドフォンをバッテリー電源の音楽プレーヤー、ヘッドフォンアンプなどを接続して、屋外でも高音質の音楽を楽しんでいるオーディオファンも多く、ヘッドフォンの展示会は盛況となっていました。

ヘッドフォンはサイズが小さいので、多数の製品を所有する喜びがあることも魅力のひとつでしょう。しかし耳の中でしか音が伝わらないので、音楽を体全体で感じ取ることはありません。

 

 

スピーカーシステムで音楽を楽しむファンと、ヘッドフォンで楽しむファンとはあまり重複しておらず、残念ながら接点も少ないようです。

それぞれに良いところがあり、良い音で音楽を楽しみたいという共通の目的があるので、ファンが共通して楽しめる場があれば、両方の市場が活性化するものと考えられ、日本オーディオ協会が主催する「OTOTEN」で、少しずつその動きが始まっていますが、まだ十分とは言えないようです。

 

 

写真は本誌で取材したヘッドフォン製品の一例です。

雑誌紹介

『MJ無線と実験』は『無線と實驗』として1924年に創刊されました。創刊当初はラジオと無線通信、第2次世界大戦中は電子技術の軍事利用、終戦直後にはラジオとアマチュア無線の大ブームに乗り、その後はテレビやデジタル技術を含むエレクトロニクス総合誌となりました。1970年代からはオーディオ記事の比率を上げ、現在は「オーディオ総合月刊誌」となっています。創刊以来、自作機器を中心に、オーディオ技術を一貫してそのテーマとし、現在でも最先端の情報を反映しながらその伝統を継承し続けています。

商品名MJ無線と実験 2023年3月号

商品名(カナ)エムジェームセントジッケン 2023ネン3ガツゴウ

編集者名MJ無線と実験編集部

判型B5

【特集】最新ヘッドフォン11機種の試聴

 

[MJズームアップ]
●EAT C-Dur ベルトドライブ、S字トーンアーム付きアナログプレーヤー
●ラックスマン L-509Z 電子制御アッテネーター搭載、8Ω負荷AB級120W×2プリメインアンプ
●トライオード EVOLUTION 300 30th Anniversary ウエスタンエレクトリック300Bシングルプリメインアンプ
●デノン DCD-1700NE SACDプレーヤー
●ウィーンアコースティクス Haydn SE signature バスレフ型2ウエイスピーカーシステム
[MJレポート]
●バクーンプロダクツ MJK-1003 電流入力型フォノイコライザー
●テクソル TEC-BC1 バイアスチェッカー

 

<オリジナル・サウンドシステムの製作>
●全段直結回路採用、特性より音質を重視した設計 6A6 B級プッシュプル無帰還9Wパワーアンプ 征矢 進
●実体配線図付きで作りやすいシンプルな構成、出力1.8W 30P12シングルパワーアンプ 長島 勝
●光カートリッジDS 003用真空管DCプリアンプ 真空管差動アンプ、精密イコライザー 金田明彦
●音質劣化の少ないグラフィックイコライザーの製作 池田平輔
●小型スピーカーの設計と製作 小澤隆久
●ウェーブガイドとアルミ振動板を使った高性能2ウエイシステム 鈴木康平

 

<オーディオテクノロジー>
●ハードウエアの変遷にみるオーディオメーカーの歴史[第99回]アコースティックリヴァイブの歩み(4)デジタルケーブルと関連製品 柴崎 功
●MJテクニカルレポート マランツのミドルクラス製品を聴く MODEL40n DAC&ネットワーク機能搭載プリメインアンプ、CD60 USBメモリー再生対応CDプレーヤー、B&W 705S Signature 半澤公一
●MJ製作レポート フォステクスの最新スピーカーユニットで楽しむスピーカー製作[第4回] FE166NV2を使用した4通りにアレンジできるスピーカーの製作 小澤隆久
●ジャンク品から実用品へと復活 オーディオ機器修理日記 第8回 ヤマハA-6aおよびA-7プリメインアンプの復活記録 酒井秀行
●新製品ニュース
●クラウドdeオーディオへの誘い 第34回 年始から業界の今後を占う動きいろいろ 音楽の楽しみ方はどこまで変わるだろうか  正木豊
●これからのオーディオスタイル コルグNu1オーディオインターフェースの活用④ 岩井喬

 

●オーディオは悩ましい105 原島一男
●LPレコードの真実 第115回 ラグタイムの万華鏡② 山口克巳
●クラシック新譜レビュー 平林直哉 井上千岳
●JAZZ&ロック&ポップス新譜レビュー 今井正弘 小林貢 森田義信
●名曲を訪ねてシネマの森へ178 柳沢正史

 

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●MJオーディオ情報
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