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MJ無線と実験 2022年10月号

編集: MJ無線と実験編集部

定価(税込)1,430円

発売日2022年09月09日

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特集は「MJ執筆者の高音質愛聴盤と、そのメンテナンス」。主にレコードの洗浄方法などをご紹介します! MJ無線と実験編集部 : 桂川

内容

【特集】MJ執筆者の高音質愛聴盤と、そのメンテナンス
●筆者が音決めした『ミスティ』を手動式レコードクリーナーdisco-antistatでクリーニング 小林 貢
●ルービンシュタイン『ブラームス/ピアノ協奏曲第1番ニ短調』 アイレックスのレコードクリーニングベースと、レイカのバランスウォッシャー 井上千岳
●東芝EMI『エマージェンシー』 超音波洗浄機と窓用バキュームクリーナー 柴崎 功
●トルド・グスタフセン・トリオ『The Other Side』 クラウディオの全自動超音波クリーナー 角田郁雄
●山下洋輔『INVITATION』 レコード盤は水洗い 半澤公一
●『Pure2-Ultimate Cool Japan Jazz-』を除電器と除電ブラシでクリーニング 岩井 喬
●DENONシューベルト交響曲第九番「グレート」を ハンルのMera Professionalでクリーニング 林 正儀
●デイヴィッド・マンロウ『中世・ルネサンスの楽器』 小關 悠
●オーディオテクニカのスタイラスクリーナーと自動トーンアームリフター 角田郁雄
●オヤイデのターンテーブルシートとスタビライザー 岩井 喬
●サエクのPC-Triple C導体シェルリード 半澤公一
●電動サンダーと吸引式マシンによる画期的レコードクリーニング法 成宮真一
『オリジナル・サウンドシステムの製作』
●出力トランスに新登場ミザイNY20-3.5KSを使った プレートチョークドライブ300Bシングルモノーラルパワーアンプ 岩村保雄
●オーバーオール負帰還の切り換えで、さまざまなシステムやジャンルに対応 807プッシュプル21Wパワーアンプ 上野浩資
●DCアンプシリーズ No.285 8Ω負荷18W✕2、初段418A、2段目C3gカソードフォロワー WE300B A1(下付きの1)級シングルパワーアンプ[前編] 金田明彦
●DCアンプシリーズ No.284 8Ω負荷12.5W×2、初段448A、2段目pnpTrカスコード差動アンプ、出力段421A & 6C19P SEPP 421A真空管DCパワーアンプ[完結編] 金田明彦
●パソコンによるオーディオアンプ設計・製作支援 第40回 ディスクリート構成D/A コンバーターへの挑戦 LPFの設計 池田平輔
●短期集中連載 MC用フォノイコライザー付き 全段無帰還DCインテグレーテッドアンプ 第3回 ケースの加工と中間アンプの製作 橋本昌幸
●高能率・高音質システムを目指す 小型スピーカーの設計と製作 第174回 小澤隆久
●最新の測定と設計による、高性能・高音質スピーカーの製作[第21回] ウェーブガイドとアルミ振動板を使った高性能2ウエイシステム エンクロージャーの組み立てと制振処理 鈴木康平

ここだけの話

レコード盤の洗浄にはさまざまな方法があり、これこそベストという方法には、なかなかたどり着けない・・・

今回の特集をまとめていて、子どものころ、音楽室で先生がレコードに何やらスプレーをかけてベルベットのクリーナーで拭ってからレコードプレーヤーの上に置いていたことを急に思い出しました。

 

アレは静電気を中和するスプレーだったのでしょうか、現在でも同様の製品が販売されています。

 

レコード盤は昔から1枚2800円くらいして、物価を考えれば非常に高価なものであったはずです。だからとてもていねいに扱われていました。

 

 

 

現在はさまざまなレコードクリーニング方法があって、超音波洗浄から乾燥まで自動化されたクリーニングマシンもあります。

 

ベルベットを湿らせてレコードの表面を拭うクリーナーは手軽ながら効果があり、愛用者はとても多いです。最近はクリーニングに専用の洗浄液が多種開発され、それぞれにメリットがあるようです。

 

最近の研究では、レコード盤は意外にも傷付きにくく、洗浄液とブラシで擦っても音溝にはほとんど影響を及ぼさず、ゴミだけを除去できることがわかってきました。

 

とはいえ、そのような方法では心配というファンも多くおられることでしょうから、本格的には専用のレコードクリーニングマシンの導入が一番といえるでしょう。

 

 

 

新品のレコード盤表面には金型の離型剤が残留していて、それをクリーニング・除去してから聴くのがよいとも言われています。また、中古盤を購入した際は、まずクリーニングし、内袋も新品に交換するのがよさそうです。

 

写真はキース・モンクスのレコードクリーニングマシンです。

雑誌紹介

『MJ無線と実験』は『無線と實驗』として1924年に創刊されました。創刊当初はラジオと無線通信、第2次世界大戦中は電子技術の軍事利用、終戦直後にはラジオとアマチュア無線の大ブームに乗り、その後はテレビやデジタル技術を含むエレクトロニクス総合誌となりました。1970年代からはオーディオ記事の比率を上げ、現在は「オーディオ総合月刊誌」となっています。創刊以来、自作機器を中心に、オーディオ技術を一貫してそのテーマとし、現在でも最先端の情報を反映しながらその伝統を継承し続けています。

商品名MJ無線と実験 2022年10月号

商品名(カナ)エムジェームセントジッケン 2022ネン10ガツゴウ

編集者名MJ無線と実験編集部

判型B5

【特集】MJ執筆者の高音質愛聴盤と、そのメンテナンス

 

<オリジナル・サウンドシステムの製作>
●プレートチョークドライブ300Bシングルモノ―ラルパワーアンプ 岩村保雄
●807プッシュプル21Wパワーアンプ 上野浩資
●WE300B A1級 シングルパワーアンプ[前編] 金田明彦
●421A真空管DCパワーアンプ[完結編] 金田明彦
●パソコンによるオーディオアンプ設計・製作支援 池田平輔
●MC用フォノイコライザー付き全段無帰還DCインテグレーテッドアンプ 橋本昌幸
●小型スピーカーの設計と製作 小澤隆久
●高性能・高音質スピーカーの製作 鈴木康平

 

<オーディオテクノロジー>
●ハードウエアの変遷にみるオーディオメーカーの歴史[第94回] アキュフェーズ創業41〜50周年の歩み(5) クリーン電源とAB級パワーアンプ編 柴崎 功
●ジャンク品から実用品へと復活 オーディオ機器修理日記 第3回 ビクターDDターンテーブルTT-81の修理 酒井秀行

 

[ズームアップ]

 

●新製品ニュース
●Hi-fi追求リスニングルームの夢 No.637 特注アンプで構築した2.5ウエイマルチアンプシステム 神奈川県座間市 岩上政弘氏宅
●MJニュース 成宮真一氏レコードコンサート&クリーニングセミナー
●アナログオーディオの多面的な楽しみ方 第7回 最近入手した高音質アナログLP 小林貢
●クラウドdeオーディオへの誘い 第29回 バーチャルリアルな新しい音楽体験 高音質ライブ配信の可能性 正木豊
●これからのオーディオスタイル ハイレゾポータブルプレーヤーの活用5 ソニーNW-WM1ZM2の深掘り 岩井喬
●クラシック名盤名演奏 第168回 オトマール・スウィトナー生誕100年 平林直哉
●LPレコードの真実 第110回 駆け足で,録音の変遷① 山口克巳
●クラシック新譜レビュー 平林直哉 角田郁雄
●JAZZ&ロック&ポップス新譜レビュー 今井正弘 小林貢 森田義信
●名曲を訪ねてシネマの森へ173 柳沢正史
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