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MJ無線と実験 2022年8月号

編集: MJ無線と実験編集部

定価(税込)1,430円

発売日2022年07月08日

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特集は「最新オーディオケーブル9種+αを聴く」。最新ケーブル類の特徴と音質への効果を紹介します。 MJ無線と実験編集部 : 桂川

内容

特集『最新オーディオケーブル9種+αを聴く』では、
ゾノトーン Grandio AC-1 無酸素銅5種ハイブリッド構成ラインケーブル
ティグロン MS-DR20R/X  DF-OFCラインケーブル
ティグロン MS-DR20SP  DF-OFCスピーカーケーブル
オーディオテクニカ AT-IC700R/X 無酸素銅3種ハイブリッド構成ラインケーブル
オーディオテクニカ AT-SC700 無酸素銅3種ハイブリッド構成スピーカーケーブル
アコースティックリヴァイブ RAS-14 TripleC 電磁波吸収体採用AC電源フィルター
ラックスマン JPA-10000i OFCノンツイストACケーブル
クリプトン PC-5 OFCキャブタイヤACケーブル
オヤイデ VONDITA-X 高純度精密銅線102 SSC採用ACケーブル
クライナ Acca5-L 超極細高純度銅線ACケーブル
を詳細にレポート。
製作記事は、
●位相反転回路はクオードⅡ型を参考にACバランスを取った 2段直結ドライブ6B4Gppモノーラルパワーアンプ 征矢 進
●直熱3極管のA2級動作で出力約4W 841シングルパワーアンプ 長島 勝
●DCアンプシリーズ No.284 8Ω負荷12.5W×2、初段448A,2段目pnpTrカスコード差動アンプ、出力段421A & 6C19P SEPP 421A真空管DCパワーアンプ[前編] 金田明彦
のほか、スピーカー作例なども多数掲載しています。

ここだけの話

オーディオケーブルはシステムの主役ではないものの、今や重要な存在となっています。

 今月号の特集では、オーディオ機器間、機器と壁コンセントまたは電源タップとを結ぶオーディオケーブルを試聴しています。

 オーディオ信号を伝送するケーブルの品質で音が変わるのは今や常識となりましたが、なぜ音が変わるのかは、理論的には未解決の部分も多く存在します。
 伝送損失を減らすには、抵抗成分を減らすだけでは不十分で、特性インピーダンス、インダクタンス、キャパシタンスなどのパラメーターも考慮しないといけません。そこで各社で素材や構造の研究を行い、試聴とすり合わせて製品が開発されています。

 

 

 現在では落ち着きましたが、30年ほど前から銅の純度競争が始まり、7N,8N超高純度銅までもが登場しました。

 現在でもさまざまな高純度銅が製造され、さらにケーブルの芯線、外皮、シールドなどの構造もいっそう重視されるようになっています。

 

 本誌では無酸素銅やLC-OFC、PC-OCCなどを登場時から解説し、さらに自作ケーブルで構造の重要性を発表してきました。

 

 

 

 さて、現在、本誌試聴室の機器間接続ケーブルは、録音スタジオで標準的に使用されているシールド線を採用していますが、試聴に持ち込まれた製品の違いを十分に聴き取ることができます。

 

 市場には求めやすい価格のものから、貴金属かと思うような高額のケーブルまでもが存在しますが、メーカーやショップによっては、レンタルサービスなど自宅システムで試す機会が得られるので、ぜひ利用したいものです。

 

 写真は今月号で紹介しているケーブル類。表紙はラックスマンの新型SACDプレーヤー、D-07Xです。

雑誌紹介

『MJ無線と実験』は『無線と實驗』として1924年に創刊されました。創刊当初はラジオと無線通信、第2次世界大戦中は電子技術の軍事利用、終戦直後にはラジオとアマチュア無線の大ブームに乗り、その後はテレビやデジタル技術を含むエレクトロニクス総合誌となりました。1970年代からはオーディオ記事の比率を上げ、現在は「オーディオ総合月刊誌」となっています。創刊以来、自作機器を中心に、オーディオ技術を一貫してそのテーマとし、現在でも最先端の情報を反映しながらその伝統を継承し続けています。

商品名MJ無線と実験 2022年8月号

商品名(カナ)エムジェームセントジッケン 2022ネン8ガツゴウ

編集者名MJ無線と実験編集部

判型B5

【特集】最新オーディオケーブル9種+αを聴く
<オリジナル・サウンドシステムの製作>
●2段直結ドライブ6B4Gppモノーラルパワーアンプ 征矢 進
●841シングルパワーアンプ 長島 勝
●421A真空管DCパワーアンプ[前編] 金田明彦
●パソコンによるオーディオアンプ設計・製作支援 第38回 ディスクリート構成D/A コンバーターへの挑戦 パラレルDAC 基板の設計 池田平輔
●短期集中連載 MC用フォノイコライザー付き 全段無帰還インテグレーテッドアンプ 第1回 メインアンプ部の製作 橋本昌幸
●高能率・高音質システムを目指す 小型スピーカーの設計と製作 第172回 小澤隆久
●最新の測定と設計による、高性能・高音質スピーカーの製作[第19回] ウェーブガイドとアルミ振動板を使った高性能2ウエイシステム ウェーブガイドの働きとトゥイーターの測定 鈴木康平
<オーディオテクノロジー>
●ハードウエアの変遷にみるオーディオメーカーの歴史[第92回] アキュフェーズ創業41~50周年の歩み(3) プリメインアンプ編 柴崎 功
●新連載 ジャンク品から実用品へと復活 オーディオ機器修理日記 第1回 ティアックV-8030Sカセットデッキ 酒井秀行
●MJテクニカルレポート オヤイデ電気70年の歩み 第2回 「オヤイデ電気」ブランドの時代と製品 岩井 喬
●加齢による高域聴覚の劣化を補う 反射型人工耳介「レフレクター」の改良と測定 新井悠一
[ズームアップ]
ラックスマン D-07X ローム最新DACチップ搭載SACDプレーヤー
デノン PMA-1700NE  USB-DAC内蔵プリメインアンプ
ソウルノート M-3 バイポーラートランジスター1ペア出力段、無帰還モノーラルパワーアンプ
アキノ HA 1010 真空管ヘッドフォンアンプ
アイソテック V5 TITAN AC電源コンディショナー
[MJレポート]
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