商品名フローリスト 2024年4月号
商品名（カナ）フローリスト 2024ネン4ガツゴウ
編集者名フローリスト編集部
判型AB
ここだけの話
ずっと行きたかった移転後の花店「VEIN」
『フローリスト』がリニューアルした2021年6月号で、花束とアレンジメント制作をお願いした「VEIN」の山口香織さんが、独立店舗をオープンしたと伺い、「花束のテクニック」特集の取材でようやく訪ねることができました。
誌面でも新しいお店の様子や素敵なラッピングの仕方をご紹介していますが、そこには載せきれなかった私好みのアイテムを紹介します。
まずは入口の外に置かれたグリーンのベンチ。表紙にも登場しているので、どのようなものか気になっている人もいるかもしれませんが、足の部分までタイルが貼られたベンチなのです。山口さんのご友人という建築デザイナー「Cereal（シリアル）」に、形、サイズ、タイル・目地の色をオーダーして制作されたオリジナル。山口さんが描いたというパネルにもピッタリで、目を引くデザインですよね。
Cerealさんのタイルのアイテムは花を置く台になっていたり、花瓶などを置くプレートとして販売したりされています。タイルと目地の色の組み合わせで、印象が変わるのが楽しい！
（ガラス戸の向こうにカメラバッグとカメラマン・佐々木さんの足が見えていますね……）
Instagram：@cereal_archi
山口さんが発見して扱っている作家さんのアイテム
続いてフランスから仕入れているという、形も柄もかわいい花瓶。
花を挿しても挿さなくても、暮らしに花がある気持ちになれそうです。VEINはシックなイメージながら、こういう個性的なアイテムも飾られているところがいいんですよね。
Jonquilという作家さんだそうで、意味は「スイセン」だとか。インスタを見ると、制作過程や陶器のプレートの色見本なども発信されていて楽しいですよ！
Instagram：@jonquil_atelier
好きなものに囲まれる幸せな空間
最後に、山口さんが一目惚れして取り扱っているというTesoroさんの壺型ネックレス。
一つひとつ手作りなので色や形が異なり、手の平サイズの小ささながら細い花なら挿せるという愛らしさ！どれにしようか迷った末、縄文土器のような模様が入った黒い壺を購入させていただきました。
山口さんは雑貨が大好きで、独立店舗にしたことで、好きな作家さんに声を掛けて販売させていただいているとか。私も大学時代に好きな雑貨店でアルバイトをしていたから、好きなものに囲まれる幸福感を味わいました～。
Instagram：@your_tesoro
