Facebookでシェア xでシェア Lineに送る メールで送る

フローリスト 2023年8月号

編集: フローリスト編集部

定価(税込)1,100円

発売日2023年07月07日

JAN4910177370836

花店「アイロニー」を30頁以上で大特集!パリのお花屋さん、ジョルジュ・フランソワ氏の特集もあります。 フローリスト編集部 : 久保

内容

【第1特集】世界ブランドをめざす花屋 アイロニーのメソッド
芦屋、南青山、パリに店をかまえる谷口敦史さんが代表の花店「jardin du I’llony(ジャルダン・ドゥ・アイロニー)」。
アイロニー各店の様子やフラワーギフトを紹介するほか、同店のコンセプトや多様なマネタイズ方法、近年目標に掲げる“世界ブランド”への道筋などを、谷口さんにたっぷり語っていただきました。

 

【第2特集】来日インタビュー&デモンストレーション ジョルジュ・フランソワの花と仕事
フランス人フローリストであるジョルジュ・フランソワ氏がこの4月に来日しました。
パリの花事情をよく知っている人には、既知のことですが、今では一般的であるラウンドブーケを生んだのは、フランソワ氏です。
フランス語で「ブーケロン」と呼ばれるこのブーケが、いまでは、パリのどの花店でもスタンダードなスタイル。
愛嬌があり、花が好きでエネルギッシュ、そんなムッシューのインタビューを、デモンストレーションの様子と合わせて紹介します。

 

【第3特集】パリの個性豊かなお花屋さん
「花の都・パリ」という言葉のように、花はパリ市民にとって、とても身近で欠かせないものです。
家に花を飾る習慣が根付いていることから花店と人々の距離も近く、フローリストを信頼・尊重して「おまかせ」で花をオーダーする人が多いとか。今回はパリの花店を「正統派」「新しいスタイル」に分けて紹介するほか、日本とパリの花事情の違いや、花業界の最新のトレンドまで、インタビューを通してお伝えします。

ここだけの話

アイロニーを支える認定校の先生たちは仲が良くてフレンドリー!

「アイロニーのメソッド」特集をするため、代表の谷口敦史さんに内容についてご相談したところ、「認定校の先生たちにお話を聞いてほしい。それが一番アイロニーらしさが伝わります」とおっしゃいました。

 

アイロニーの認定校といえば、全国に70校近くあります。

どのようにお話を伺えばよいのか?と思っていたら、岡山にある「プレーヌ」という認定校に、6人の講師の方々が集まってくださるとのこと。

 

谷口さんから教えていただいた住所を頼りにたどり着いたのは、プレーヌを主宰する松前賀羊子さんの素敵なご自宅でした。

谷口さんが出迎えてくださり、お宅の中にお邪魔すると、講師のみなさんは楽しそうに料理の準備をしていました。リビングには谷口さんがパリで撮影した花束の写真が飾ってあり、「パリにお店を出すために、みなさんに応援してくださいました」と谷口さん。

 

その理由や座談会の内容は、誌面に掲載していますので、そちらを読んでいただけると嬉しいです。

 

 

「ここだけの話」でお伝えしたいのは、座談会のあとに誘ってくださったパーティの様子です。

東は静岡から西は福岡まで全国各地から集まってくださったみなさんが料理を持ち寄ってくださり、松前さんと生徒の方も準備してくださり、ダイニングテーブルに乗り切らないほどのごちそうが並びました。

 

お酒も進み、谷口さんとみなさんとのおしゃべりで大盛り上がり。谷口さんが「アイロニーで一番価値が高いのはファンコミュニティです」とおっしゃっていた意味がよくわかりました。

みなさん、明るく、仲が良く、アイロニーのお花と谷口さんのお人柄を愛していることが十分すぎるほど伝わってきました。アイロニーのスタッフについてもよくご存知のようで、アイロニーのファミリーといった一体感があります。初対面の私にもとてもフレンドリーに接してくださり、楽しい取材となりました。

 

みなさんがどのようにアイロニーの活動を支えているのか、気になりませんか?

誌面では研修として参加されたフランスでのお仕事も紹介していますので、ぜひ小誌8月号のアイロニー特集をご覧ください。

座談会を終えて「久保さんも一緒にどうですか?」と誘ってくださったパーティには、見た目も美しく、味もおいしい料理が並びました。

食後のデザートは、この日のために松前さんが用意してくださったチョコファウンテン

フルーツやマシュマロをつけていただきました。

雑誌紹介

1984年創刊。花店の今を伝える花のアートとビジネスの情報誌。毎号、全国各地にある注目の花店を取材し、ブーケ、アレンジメントなどの最新トレンドや個性あふれるフラワーデザインを紹介します。第一線で活躍するフラワーデザイナーのテクニックも丁寧に解説する。普段知ることができない産地の情報も充実。花店関係者のみならず、将来花の仕事に就きたい人、花き業界の人、日常のなかで花を飾ることを楽しみたい人にとっても必携の情報が満載です。

商品名フローリスト 2023年8月号

商品名(カナ)フローリスト 2023ネン8ガツゴウ

編集者名フローリスト編集部

判型AB

◎第1特集
世界ブランドをめざす花屋
アイロニーのメソッド

 

◎第2特集
来日インタビュー&デモンストレーション
ジョルジュ・フランソワの花と仕事

 

◎第3特集
パリの個性豊かなお花屋さん

 

VERT DE GRIS 古川さやかが作る
実用的で美しいハンドクラフト

 

◎連載
見聞/渡辺礼人

 

自由な花屋リトルの事始め/壱岐ゆかり
籠に花を“入れる”

 

バラの解体図譜
ホワイトバンビーナ

 

花束の解剖学
ほどよいバランスの花束を作る/梶谷奈允子
形のバランスを検証する

 

季節の枝物/永塚慎一
8月の枝物:キソケイ
9月の枝物:イガナス

 

ボタニカル・メタモルフォーシス
植物の解体と再構築/丹羽英之
グロリオサの花形を活かした造形

 

プリザーブド・プラス/大地農園
スタイリング・ギフト インテリアとして楽しめる

 

花の定番資材・新素材に注目
フラワージャグベース
emo

 

使いやすさと存在価値の挑戦/Flower Vase
株式会社フラワーベースの商品開発

 

ある日のひと皿/野村友里×高橋ヨーコ

 

草木育種/塩津植物研究所

 

旬花探訪/高倉なを
アジサイ/島根県アジサイ研究会

 

フローリスト花散歩/花福こざる
アスチルベ

 

ハナノコエ/珠寳
むすひ―万物を生成・発展・完成させるはたらき―

 

FLORIST PICK UP!
BOOK、CINEMA、ART

 

FLORIST TOPICS

Facebookでシェア xでシェア Lineに送る メールで送る

関連情報