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フローリスト 2023年6月号

編集: フローリスト編集部

定価(税込)1,100円

発売日2023年05月08日

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移動販売、カフェ、ワイン、アンティーク雑貨……、生花以外にも強みのある個性的な花店をご紹介します。 フローリスト編集部 : 畠山

内容

【第1特集】生花や植物+αの魅力を探る 強みのある花屋
近年ますます個性豊かなお花屋さんが増えています。
花を買うという目的がなくても立ち寄りやすいよう、カフェを併設していたり、花瓶や雑貨が充実していたり……。
生花のセレクトやデザインのよさはもちろんのこと、ほかの要素で他店と差別化しているお店を紹介します。
移動販売の花店や観葉植物に特化したお店も取り上げるので、販売方法やサービス内容などを参考にしてはいかがでしょうか。

 

【第2特集】フラワーデザイナー 高野のぞみの ロンドンのお花屋さん巡り
イギリスのロンドンといえば、世界でも有数の素敵なお花屋さんが多い街。
ワゴンで販売するフラワースタンドや週末に開かれるフラワーマーケットなどもあり、花を抱える人は多いです。
花を贈り、飾ることが生活の一部のようです。
そんなロンドンのお花屋さんを紹介してくれるのは、フラワーデザイナーの高野のぞみさん。
フラワーデザインを学んだイギリスに渡り、修業した花店を訪ねたり、レッスンを受けたり、アンティークの花瓶を探したり……。
花にまつわる多くのことを吸収した旅の一部を誌上で再現!
ロンドン気分を味わってみては。

 

【第3特集】石井勇義没後70年 牧野富太郎と編集者・石井勇義
この春から放送されているNHKの連続テレビ小説「らんまん」のモデルとなった植物学者、牧野富太郎が、小誌刊行の出版社、誠文堂新光社と深い関りがあることはあまり知られていません。
牧野博士と小社をつなぐ重要人物のひとりに、雑誌『実際園芸』を創刊した石井勇義がいます。
牧野博士の後半生を支え、ともに歩んだ石井との関係を紐解きながら、ふたりの活動と功績を記します。

ここだけの話

生花の背景にはお花のアートが……!

今月号の第一特集で取材させていただいた「DEAR, FOLKS & FLOWERS」さんは、栃木県の那須エリアに2店舗を構える花店。

生花のほか、海外から買い付けたボタニカルアンティークを中心とした雑貨も販売されています。

 

掲載ページを御覧になるとお分かりになるかと思いますが、生花はもちろんのこと、ボタニカルアンティークやアンティーク家具に囲まれていて、とってもかわいいお店なのです!

ボタニカルアンティークとは、植物モチーフのアンティーク雑貨を指すのですが、文庫本(大変貴重なものだそう…!)やバラ専用切り挟み、花瓶など、花や植物好きとしては心躍るグッズでいっぱい。

 

もちろん、生花も堂々たるラインナップです。

 

そしてお店の壁に描かれたお花のアートも、とっても素敵。
まるで小さなお花の美術館のようです。

持ち帰ってしまい……ました!

撮影と取材後、あまりにも素敵な商品ラインナップに、思わず「買っていいですか……?」と聞いてしまいました。

ご快諾いただいたので、取材スタッフで「あれもいい、これもいい、うーん迷う…!」とわいわいしながら品選び。

 

全員が買ったのは、植物の絵が描かれたラベル

イギリスで1900年代初頭紅茶やタバコのおまけとして付いていたそうです。
私はパンジーを購入。

スマホケースに入れてみましたが、なんということでしょう。

無機質な仕事用の黒いスマホが、一気に愛らしく大変身しました。

 

 

ほかにも男性が水やりや苗を植えているシュールなイラストのものもありましたよ。

私はこのほか、ボーイスカウトで販売されているという、ライトや笛にもなるペンのキーホルダーも購入。
このキーホルダーは仕事用バッグに入れて、万が一の災害に備えています(生き埋めなどになった際、笛を吹いて生存を知らせると良いそうですよ! 映画「タイタニック」のローズを思い出しますね……)。

取材の旅は続きます……

帰り道は事故渋滞にハマり、サービスエリアで小休憩。

栃木県名物「レモン牛乳」のソフトクリームをいただきました@佐野SA。

 

遠方取材では、ご当地のグルメをいただくのも楽しみの1つです(もちろん時間に余裕があれば、ですよ!)。

 

こうして栃木取材は終了
カメラマン岡本さん、長時間にわたる愛車の運転をありがとうございました。

『フローリスト』8月号でも、遠方への取材がありますよ。
お楽しみに~!

 

To be continued…

雑誌紹介

1984年創刊。花店の今を伝える花のアートとビジネスの情報誌。毎号、全国各地にある注目の花店を取材し、ブーケ、アレンジメントなどの最新トレンドや個性あふれるフラワーデザインを紹介します。第一線で活躍するフラワーデザイナーのテクニックも丁寧に解説する。普段知ることができない産地の情報も充実。花店関係者のみならず、将来花の仕事に就きたい人、花き業界の人、日常のなかで花を飾ることを楽しみたい人にとっても必携の情報が満載です。

商品名フローリスト 2023年6月号

商品名(カナ)フローリスト 2023ネン6ガツゴウ

編集者名フローリスト編集部

判型AB

◎新店紹介
幅広い客層の気持ちに寄り添う
“品質本位”の街の花屋
木村生花店

 

◎第1特集
生花や植物+αの魅力を探る 
強みのある花屋
Boheme./JADE’R TOKYO/sukima/PART OF NATURE/Le coin/インタビュー:karendo/DEAR, FLOKS & FLOWERS/REN/ēna tō nico/インタビュー:Mellow

 

◎第2特集
フラワーデザイナー 高野のぞみの
ロンドンのお花屋さん巡り

 

◎第3特集
石井勇義没後70年 
牧野富太郎と編集者・石井勇義

 

◎連載
<新連載>
見聞/渡辺礼人

 

自由な花屋リトルの事始め/壱岐ゆかり
稲藁に教えられること

 

<新連載>
花束の解剖学
ほどよいバランスの花束を作る/梶谷奈允子
色のバランスを検証する

 

ボタニカル・メタモルフォーシス
植物の解体と再構築/丹羽英之
サンダーソニアと葉物で表現する造形

 

季節の枝物/永塚慎一
6月の枝物:キイチゴ
7月の枝物:アセビ

 

バラの解体図譜
#紅華美

 

プリザーブド・プラス/大地農園
プリザーブドで季節を飾る

 

花の定番資材・新素材に注目
フラワージャグベース
emo

 

使いやすさと存在価値の挑戦/Flower Vase
「使いやすくて買いやすい商品」開発のきっかけ

 

ある日のひと皿/野村友里×高橋ヨーコ

 

<新連載>
草木育種/塩津植物研究所

 

旬花探訪/高倉なを
アジサイ/島根県アジサイ研究会

 

フローリスト花散歩/花福こざる
スズラン

 

ハナノコエ/珠寳
造花自然

 

ほか

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