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近刊

恐竜のきほん

大量絶滅はなぜ起きた? 化石と地層から何がわかる? 進化を読み解く恐竜の話

著者: G. Masukawa / イラスト: ツク之助

定価(税込)1,980円

発売日2025年01月15日

ISBN978-4-416-52439-8

研究史や研究手法、恐竜が生きた時代、系統ごとの生態など、恐竜学最前線を体感できる一冊です。

内容

『ディノペディア Dinopedia』の著者・G. Masukawaさんによる新たな恐竜入門書が誕生! 研究史や研究手法、恐竜が生きた時代、系統ごとの生態について網羅的に紹介し、恐竜をより深く楽しむため基本的な科学知識を詰め込みました。可能な限り最新研究までフォローし、研究者を志す人にも役立つ一冊です。イラストは『ディノペディア Dinopedia』でもタッグを組んだ古生物イラストレーター・ツク之助さん。

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 200年という長きにわたる恐竜人気は、同じだけ続いてきた恐竜研究のたまものです。ただの石ころにしか見えないような化石から、そして現代を生きる鳥類からも、古生物学者たちは悪戦苦闘の末に恐竜に関する様々な情報を引き出し続けてきました。

 本書では、これまで行われてきた様々な研究や、それによって明らかとなりつつある恐竜の進化について、代表的かつ「きほん」的なトピックを紹介します。恐竜の研究はまさに日進月歩で、定説がひっくり返ることもあります。しかし、どんな研究もこれまでの研究の積み重ねの上に立っているものです。「きほん」を押さえておくことで、今後も発表されていく新たな研究成果をフォローし続けることができるでしょう。

 恐竜研究は、いつでも今が一番おもしろいもの。どこまでも深い恐竜の魅力にどっぷり浸かるとき、道案内として本書が役に立てば幸いです。
――――「はじめに」より

著者紹介

G. Masukawa(ジーマスカワ)

サイエンスイラストレーター、ライター。科学的な思考プロセスを経て描く古生物の骨格図は国内外の研究者から高く評価されており、博物館やイベントの展示制作のほか、学術論文や専門書の図版を手がけることも多い。最近は流しの何でも屋。著書に『ディノペディア Dinopedia』(誠文堂新光社)、『新・恐竜骨格図集』(イースト・プレス)、訳書に『アフターマン』『新恐竜』(ともにGakken)。茨城大学大学院博士前期課程修了(地質学・古生物学)。

ツク之助(ツクノスケ)

サイエンスイラストレーター。イラストを担当した書籍に『ディノペディア Dinopedia』(誠文堂新光社)など多数、絵本作品に『きょうりゅうたちのあしもとで』(誠文堂新光社)、『とかげくんのしっぽ』『フトアゴちゃんのパーティー』(ともにイースト・プレス)がある。爬虫類カプセルトイ(バンダイ)の商品デザインを手がける。

商品名 恐竜のきほん

商品名(カナ) キョウリュウノキホン

著者名 G. Masukawa

イラスト ツク之助

判型 A5

ページ数 144

Chapter1 恐竜の魅力 恐竜って何?/君は恐竜を見たか/恐竜の化石/恐竜たちの多様性 Chapter2 人類、恐竜に挑む 未知との遭遇/古生物学という学問/ご地層を食べよう/恐竜が化石になるまで/恐竜を掘る/恐竜を仕立てる/恐竜を展示する/恐竜を分類する/恐竜の性能を調べる/恐竜の行動を探る/恐竜の生涯を辿る/恐竜の復元(1)/恐竜の復元(2)/恐竜という文化/日本の恐竜研究/恐竜に会いにいこう Chapter3 恐竜たちの時代 恐竜前史/三畳紀後期:恐竜たちの勃興/ジュラ紀前期:地上の支配者へ/ジュラ紀中期:鳥類への道/ジュラ紀後期:ジュラシック・パークへようこそ/白亜紀前期:多様化の時代/白亜紀“中期”:灼熱の下克上/白亜紀後期:恐竜の黄金時代/恐竜時代の終わり Chapter4 鳥盤類 基盤的な鳥盤類/剣竜類/鎧竜類/基盤的な新鳥盤類/堅頭竜類/基盤的な角竜類/基盤的な鳥脚類/堅母指類 Chapter5 竜脚類 基盤的な竜脚形類/初期の竜脚類/ディプロドクス上科/基盤的な広鼻類とティタノサウルス型類/ティタノサウルス類 Chapter6 獣脚類 基盤的な獣脚類/ケラトサウルス類/メガロサウルス上科(非スピノサウルス科)/スピノサウルス科/アロサウルス類/メガラプトル類/ティラノサウルス類/コンプソグナトゥス類/オルニトミモサウルス類/アルヴァレズサウルス類/テリジノサウルス類/オヴィラプトロサウルス類/スカンソリオプテリクス科/トロオドン科/ドロマエオサウルス科/基盤的な鳥翼類/白亜紀の鳥類

お詫びと訂正

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