商品名 シミュレーションと測定による自作スピーカーのクロスオーバーネットワーク設計
商品名(カナ) シミュレーショントソクテイニヨルスピーカーノクロスオーバーネットワークセッケイ
著者名 鈴木 康平
判型 A5
ページ数 272
自作スピーカーシステムでハイエンドを目指すオーディオファン必携の、クロスオーバーネットワーク設計書。
内容
ユニットを2個以上使用するマルチウエイスピーカーシステムでは、各ユニットを適切な周波数帯域に割り当てる「クロスオーバーネットワーク」が必要です。クロスオーバーネットワークは、これまで伝統的な計算式で算出され、最終的には耳で聴いて素子の値を調整して仕上げられてきました。本書は、ユニットの特性を加味して素子の値を計算するソフトウエア「VituixCAD」を用いて、クロスオーバーネットワーク回路をシミュレーションし、測定結果と比較検討することで総合的に完成させる方法を紹介するもので、これまで発表されてきた、いかなるクロスオーバーネットワーク資料よりも精密な内容です。
本書の設計方法によれば、試行錯誤の必要がなくなり、シミュレーションと測定結果が非常に近い特性を実現できます。クロスオーバーネットワークには、多くの種類があり、それらとシミュレーション方法、測定方法、評価方法、実際のスピーカーシステムでの応用例を紹介します。
著者紹介
鈴木 康平(スズキ コウヘイ)
本職は分析会社に勤務するエンジニア。長くフルレンジスピーカーを愛用する中で、海外の自作スピーカーがマルチウエイ中心であることに衝撃を受け、それ以来、グローバルスタンダードなスピーカー設計を指向している。雑誌「MJ無線と実験」でスピーカー自作記事を連載中。共著に『自作スピーカー 測定・Xover設計法 マスターブック』『自作スピーカー エンクロージャー設計法 マスターブック』、『自作スピーカー デザインレシピ集 マスターブック』(SK Audio)がある。AES(Audio Engineering Society)正会員、博士(工学)。
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