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日本と世界のタカラガイ

自然が生み出す驚きの造形美

著者: 黒住 耐二 / 写真: 武井 哲史

定価(税込)4,180円

発売日2021年06月17日

ISBN978-4-416-52103-8

日本の近海と世界の海で見られるタカラガイを合わせて、250種以上掲載した画期的なタカラガイだけの図鑑

内容

亜種を含め、日本近海で見られるタカラガイ91種、世界の海で見られるタカラガイ165種を計256種のタカラガイを収録した専門図鑑です。

 

縄文時代や中国殷代から世界各地で用いられ、今も世界中のコレクターを魅了するタカラガイ。
多種多様な貝類の中でも、その美しさ、多彩さは群を抜き、「海の宝石」とも呼ばれ特別な地位を占めています。

 

本書では、亜種を含めタカラガイ全256種を掲載。
タカラガイならではの光沢、紋様、造形描写に迫った写真、そして識別点や生息域などの基本情報に加え、和名の由来や収蔵の経緯など筆者のこだわりもちりばめた解説で紹介しています。

 

さらにコレクションアイテムとして知られるニューカレドニア黒化型・嘴型も7種を掲載。
初心者にもコレクターにも、タカラガイの世界を堪能できる一冊です。

 

●亜種含め日本産91種、国外産165種を掲載
●さらにニューカレドニア黒化型・嘴型7種、近縁の7種を標本写真と共に解説
●最新のデジタル技術を駆使しタカラガイの美に迫った精緻な写真
●特徴や同定に役立つ識別ポイントに加え、和名の漢字表記、命名の由来などにも触れた読み応えのある解説

著者紹介

黒住 耐二(クロズミ タイジ)

京都府生まれ。小学生の時から貝を集めはじめ、コレクションに没頭し、現在は博物館で貝の担当をしている。
最近は、遺跡の貝、1万年前の貝、東南アジアの貝を見ることにより、移入種ばかり増えてしまっている日本の貝類の原風景を探る試みをしている。
1982年琉球大学卒業、84年琉球大学院修士課程修了、千葉県立中央博物館研究員。
共著に1995年『沖縄の海の貝・陸の貝』(沖縄出版)、分担執筆に1997年『日本動物大百科』(平凡社)、2014年『文明の衰退と環境変動』(岩波書店)、2017年『日本近海産貝類図鑑[第二版]』(東海大学出版部)、著書に2015年『美しすぎる世界の貝』(誠文堂新光社)など。

武井 哲史(タケイ サトシ)

東京都世田谷区生まれ。第12回日本広告写真家協会「スキャンダル展」APA 賞受賞。
1970年代後半より雑誌『anan』『popeye』『BRUTUS』他多数で活動。
ファッション、インテリア、旅などあらゆる撮影を手がける。
旅の取材で、タヒチ、ニューカレドニアに行き貝殻と出会う。
ニューカレドニアでは、生きたオウム貝とニジェールに出会うが、その時は知識がなく手に入れるまでには至らなかった。
貝類の撮影では2009年『タカラガイ』、2010年『ウミウサギ』、2015年『美しすぎる世界の貝』、2019年『日本の貝』貝殻撮影(いずれも誠文堂新光社)を手がける。

商品名 日本と世界のタカラガイ

商品名(カナ) ニホントセカイノタカラガイ

シリーズ名 ネイチャーウォッチングガイドブック

著者名 黒住 耐二

写真 武井 哲史

判型 A5

ページ数 272

【タカラガイ美術館】
美しすぎるタカラガイの宇宙/謎めいた文様/眩い光沢/集めたくなる形状/海の中のタカラガイ

【生物としてのタカラガイ】
殻の形成/繁殖 食性/分布 進化/各部名称

【タカラガイ図鑑】
日本産
国外産
ニューカレドニア黒化型・嘴型
タカラガイの親戚
タカラガイと人間

【INDEX索引】
和名索引/学名索引

お詫びと訂正

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