商品名 世界が広がる! 地図を読もう
商品名(カナ) セカイガヒロガル チズヲヨモウ
シリーズ名 子供の科学サイエンスブックスNEXT
著者名 今和泉 隆行
判型 B5変(縦237mm×横189mm)
ページ数 80
クイズや謎解きで楽しく地理情報に触れながら、地図の読み方を豊富なビジュアルとともに紹介。
内容
高校で「地理総合」が必須化! 小学生から触れておきたい!
地理情報を読み解く楽しさを知る新しい地図の本
本書は理科好きの子どもたちに向けた、サイエンスをテーマにビジュアル素材でまとめたシリーズ「子供の科学サイエンスブックスNEXT」の一冊です。
今回のテーマは、地図。
2022年度から高校で「地理総合」が必須化され、急速に進むグローバル社会において、地理知識の重要性が高まっています。
ただ、どうしても地図や地理のイメージは難しく、敬遠されがち。
小学生のころから楽しく地図に触れ、その魅力を知ってもらうために企画したのが本書です。
地図に描かれている地図記号や等高線などの基礎知識をクイズ形式で紹介。
友だちとクイズを出し合って遊ぶうちに、気づけば地図を読むマナーが身についていることでしょう。
地図を読み解くコーナーでは、今と昔の地図を見比べることでどんなことがわかるのか謎解きに挑戦。
地図の背景にある歴史や街のつくりを知ることができます。
さらに、子どもたちにとっていちばん身近な「ウェブ地図」の情報も満載。
パソコンでウェブ地図をカスタマイズする方法も紹介します。
このほか、GPSのしくみやハザードマップの情報から、
巻末には自分の住んでみたい「空想地図」がつくれる型紙も収録。
簡単な工作をしながら「地図」の奥深い魅力を感じられるはずです。
著者紹介
今和泉 隆行(イマイズミ タカユキ)
空想地図作家。武蔵野大学高等学校非常勤講師。株式会社 地理人研究所代表。地図デザイン、テレビドラマの地理監修・地図制作にも携わる他、ワークショップ等も開催。著書に『「地図感覚」から都市を読み解く』(晶文社)、『考えると楽しい地図』(くもん出版)、『空想地図帳』(学芸出版社)など。
ここだけの話
今、日常的に使う「地図」といえば、スマホの地図じゃないでしょうか。
待ち合わせ場所の方向がわからず、降り立った駅でスマホを見ながらくるくるその場で回っちゃうのは私だけではないはず…。
小学校から地図帳を使うとはいえ、令和を生きる子供たちにとって紙の地図はあまりなじみがないかもしれません。
本書では、今でも地図づくりのベースとなっている国土地理院の地形図や、都市地図、ネット地図、自分でデザインできるウェブ地図など、さまざまな地図を紹介しています。
目的地への最短ルートを知りたいならスマホ地図、たくさんの情報や目的地以外のことも知りたいときは紙の都市地図、といった具合に、それぞれに得意なことがあるんです。
著者の今和泉さんによれば、「公園にある園内マップや、観光地にある案内板も地図の仲間」とのこと。そう考えると、案外身のまわりにはたくさん地図がありそうです。
そのひとつが冒頭の写真。
ちょうどこの本の制作が佳境のころ、休日に出かけた山梨県の公園には、こんな素敵な地図がありました。
一面が木彫りになっていて、なんとも繊細!
公園の道案内の役目だけでなく、そこでどんな生き物や植物が見られるかも書き添えられています。
スマホ以外の地図に目を向けて歩くのも楽しいな~と実感したのでした。
ちょっと時間があるときは、身のまわりの楽しい地図を探しに、いつもの街をぶらぶらするのもよさそうです。
帰り道がわからなくなってしまったら、スマホを見てまたくるくる回ればいいでしょう!
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