商品名 見て、知って、つくって! 錯視で遊ぼう
商品名(カナ) ミテ シッテ ツクッテ サクシデアソボウ
著者名 杉原 厚吉
判型 B5変(縦237mm×横189mm)
ページ数 80
「目で見る」ことの不思議を体感し理由を知ることができる“錯視ワンダーランド”。
内容
名作ビジュアルブックが新シリーズ「サイエンスブックスNEXT」として復活!!
今知りたい科学の話題から子供に人気のテーマまで、
多数のラインナップを揃えた名作ビジュアルブックシリーズが、生まれ変わりました!!
動画コンテンツも収録し、科学の世界を豊富な写真やイラストで紹介しています。
生き物、自然、宇宙、テクノロジーなど、続々ラインナップ予定!
シリーズ第6弾のテーマは「錯視」。
見ているだけで不思議な感覚になる“錯視”を使ったクイズがいっぱい!
理由を知って、自分でつくって、錯視を思う存分楽しもう!
実際にはまっすぐの線が斜めに見えたり、
同じ色のはずがまったく別の色に見えたり……。
みなさんは“錯視”を体験したことがありますか?
ものを実際とは異なるように知覚する“錯視”は、
本当のことがわかっても修正ができない
脳がつくり出した不思議でおもしろい現象です。
そんな錯視の図形や画像約25点をクイズ形式で収録。
答え合わせ部分では「なぜそう見えるのか」をやさしく図解。
大きな絵や写真を見ながら友達や家族とトライすれば、盛り上がること請け合いです。
また、絵や写真だけでなく、立体物の錯視作品も紹介。
QRコードがついている作品は動画コンテンツと連動していて、
作品の見え方やしくみについて、著者の丁寧な解説とともに知ることができます。
※本電子書籍の型紙は、巻末に掲載しているウェブサイトから、PDFデータをダウンロードすることができます。
著者紹介
杉原 厚吉(スギハラ コウキチ)
1971年、東京大学工学部計数工学科卒業、1973年、同大学院工学系研究科修士課程修了。東京大学工学部助手、電子技術総合研究所主任研究官、名古屋大学助教授、東京大学教授などを経て、現在、明治大学研究・知財戦略機構特別教授。工学博士。専門は数理工学、コンピュータビジョン、コンピュータグラフィックス。主な著書に、『不可能物体の数理』(森北出版)、『だまし絵であそぼう』(岩波書店)、『へんな立体』『すごくへんな立体』『まさか? のへんな立体』『だまし絵の描き方入門』『だまし絵の不思議な世界』『スウガクって、なんの役に立ちますか?』『新錯視図鑑』(いずれも誠文堂新光社)など。
ここだけの話
上の写真をよ~くご覧ください。
何かがヘンじゃありませんか?
……そう!
手前にある白い屋根のようなものは丸みを帯びた形なのに、鏡に映った姿はカクカクとした三角屋根になっているのです!
これは「錯視立体」といって、実際に見える姿と、ある視点から見える姿が異なる立体です。
本書に掲載されている展開図を使って、編集を担当してくださったTさんが、実際につくってくれたのでした。いわく、「思ったより簡単に、しかもちゃんと錯視が起きてうれしいです!」とのこと。
こんなマジックのようなことが簡単な工作でできてしまうのだからテンションが上がって当然ですよね~。
本書には、錯視立体の展開図とつくり方だけでなく、錯視が起きる「視点の見つけ方」までしっかりと紹介しているので、ぜひあわせてご覧いただければと思います。
さて、わたくしKも自宅にある道具を使い、15分ほどかけて「反重力ピラミッド」という錯視立体をつくってみました。
実際につくるのは中心がへこんだお皿のようなものなのですが、ある視点から見るとへこんだ部分がとんがって見えるというシロモノで……
子供たちは狂喜乱舞。
「ギャーッ⁉⁇」「ウソでしょー!」と、大盛り上がり(手前にあるのが工作したものです)。
想像以上のレスポンスに気をよくし、このあと2作品ほどつくることに。すっかり錯視立体の魅力にハマってしまったのでした。
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