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囲碁文化の歴史を尋ねる(補)

明治から令和に至る囲碁文化を辿る

著者: 秋田 昇一 / 著者: 櫻井 憲一

定価(税込)2,970円

発売日2024年11月12日

ISBN978-4-416-92412-9

前著『囲碁文化の歴史を尋ねる』以降の、明治から現代に至る、近現代囲碁界の変遷を補遺版としてまとめた

内容

前著『囲碁文化の歴史を尋ねる』(2021年1月刊行)の続編。前著は囲碁の起源から日本への伝来までを案じ、徳川幕府の終わりごろまでの日本における囲碁文化を通史的に研究した内容である。そのため明治以降今日に至るまでの記述がなかったが、囲碁文化もこの150有余年の間に大きな変貌をとげている。徳川幕府時代に存在した囲碁家元はなく、囲碁文化のパトロンとして支給していた家元への切米、扶持米もない。代わりに日本棋院や関西棋院が設立され、新聞碁、テレビ碁、ネット碁や囲碁AIが全盛となっている。今や囲碁は国際化が進み、世界中の人の文化といってもよい状況になっている。このような近現代囲碁の変遷を捉まえて、著者らの視点で補遺版としてまとめた。

著者紹介

秋田 昇一(アキタ ショウイチ)

1945年5月、福井県福井市生まれ。1968年3月、東京大学卒。2005年4月、公益財団法人日本棋院会員。2011年5月、囲碁史会会員。2013年1月、囲碁文化研究所代表。 

櫻井 憲一(サクライ ケンイチ)

1946年3月、宮城県松島町生まれ。1964年3月、仙台工業高等学校卒。2011年5月、囲碁史会会員。2013年1月、囲碁文化研究所事務局長。

商品名 囲碁文化の歴史を尋ねる(補)

商品名(カナ) イゴブンカノレキシヲタズネル ホ

著者名 秋田 昇一

著者名 櫻井 憲一

判型 A5

ページ数 212

第一章 激動の明治における囲碁文化
§1 明治維新を迎えるまでの囲碁界
§2 明治維新期の囲碁界
§3 文明開化と新しいパトロンの出現
§4 文明開化下における囲碁文化の姿
§5 軍人の出現と囲碁文化

第二章 大正デモクラシーから昭和戦時における囲碁文化
§1 大正デモクラシーに乗る囲碁界
§2 囲碁文化の進展
§3 伝統体制の基である囲碁家元の消滅
§4 戦時体制下における囲碁

第三章 昭和戦後から令和に至る平和国家日本における囲碁文化
§1 関西棋院の独立と日本棋院との切磋琢磨
§2 囲碁文化媒体の多様化と実情
§3 囲碁文化発展への取組み
§4 囲碁文化の国際化
§5 これからの我国の囲碁文化

お詫びと訂正

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