「好き」を追求する、自分らしい旅の作り方

　自分の「好き」なことを追求して、自分らしく旅を楽しむためのアイデアをたくさんご紹介している本書。なかでは「旅先でしたい10のこと」でヒントを書いていますが、私たちaukが長年一緒に旅を楽しめることができているのは、旅先でしたいことが同じだから。そんな、私たちが旅を楽しむためのルールをご紹介します。

①迷ったら買う

　私たちの旅で、一番楽しみなのが蚤の市やマーケット。私たちが世界で一番好きな、ベルギー・ブリュッセルの「マロルの蚤の市」では、段ボールに入れられた宝の山から、掘り出しものを探すのが大好き。どれもが一点もので、また出合うことが難しいものばかり。迷ったら買うのが鉄則ですが、素敵な家具は配送が難しいので泣く泣く諦めます。

②古着は必ず試着する

　オランダは古着天国。アムステルダムの北教会広場で開催されるアンティークマーケットでも、多くの古着屋が出店しています。オランダ女子は、山積みになった古着のなかからお気に入りのものを探して、人目も気にせずその場で試着するのがルール。それにならい、私たちも洋服の上から羽織って、サイズが合うかチェック。このときに穴や汚れ（臭いも）がないかも確認します。

③トラム＆地下鉄に乗る（タクシーには乗らない）。

　街歩きの移動は、トラムやバス、地下鉄を利用します。タクシーは料金が高い国もありますし、何度かぼったくられた経験があるのでほとんど使いません。最近はUbarなど便利なアプリもありますが、トラムやバスは一定料金なので安心です。今回訪れたオランダ・アムステルダムの地下鉄には、新しく北南線が開通。主要な観光スポットに行くのが、ますます便利になりました！　

④ローカルに人気のものを食べる

　ガイドブックに載っているお店も安心＆安定のおいしさですが、地元の人がおすすめするレストランでごはんを食べるのが楽しみ。ホテルの人に聞いたり、インスタグラムで情報を集めます。写真は、オランダ・ライデンに住む友人のお気に入りの店、「Bar Lokaal」で夜ごはんを食べたときのひとコマ。オランダ名物のクロケットと、イスラエル料理のシャクシュカがおいしかったです。

⑤２人の食費用財布を用意する

　２人で旅していると、カフェやレストランなどでシェアして食べる度に、それぞれがお金を出すのはちょっと面倒。そのため、小さなポーチなどにお金を入れた「食費用の財布」を準備します。残金が少なくなってきたら補充しながら過ごし、最終日に清算するようにしています。

これ以外にも、旅を楽しむためのヒントが詰まった本書。ぜひ参考にして、自分だけの旅のルールを見つけてください。