商品名 クイズ語辞典
商品名(カナ) クイズゴジテン
著者名 近藤 仁美
著者名 日髙 大介
イラスト うのき
判型 A5
ページ数 200
個性的な用語が多く存在する「クイズ語」のあれこれをイラストを交えて楽しく解説!
内容
クイズは戦後以来人気の娯楽。1953年のテレビ放送開始早々から番組が制作され、現在にいたるまで日本のお茶の間には欠かせない存在です。
メディアだけでなく、一般の大会が開かれたり、または家族での団らんで、友達同士の遊びで、などなどその広がりは枚挙に暇がありません。老若男女、だれでも楽しむことができるエンタメといえるでしょう。
そしてそんなクイズには「7〇3×(ななまるさんばつ)」「押し込み」「押し負け」「読ませ押し」「問題潰し」「ポロロッカ(?)」ほか、ユニークな用語がたくさん!
本書は、そういった独特な用語をはじめ、クイズにまつわるありとあらゆる言葉を、50音順に600語以上収録した辞典風読み物です。
昭和・平成のクイズ番組とそのエピソード・名言、競技クイズ・大会のルールや意外と知らない専門用語、さらにはクイズを扱った作品……etc。初心者の方でも興味深く読んでいただけるよう、分かりやすく記述しています。
イラストレーター・うのきさんのかわいらしくてユーモラスなイラストとともにお楽しみください。
本書内には人に話したくなる蘊蓄や、人に出したくなるクイズ問題などもたっぷりと含まれています。さらに巻末には、売れっ子クイズ作家のみなさんによる座談会も。
頭から読んでも良いですし、気になったところからパラパラとめくっても楽しい1冊です。
ぜひ、めくるめくクイズの世界へ飛び込んでみてください!
著者紹介
近藤 仁美(コンドウ ヒトミ)
三重県生まれ。早稲田大学在学中にクイズ作家として活動を始め、日本テレビ系『高校生クイズ』の問題作成を15年間担当中。その他、テレビ番組『クイズ! あなたは小学5年生より賢いの?』、ディズニーチャンネル『ミラキュラス』リアルイベントなど、各種媒体で問題作成・監修を行う。国際クイズ連盟日本支部長(2018年~現在)。
日髙 大介(ヒダカ ダイスケ)
宮崎県生まれ、浜松市育ち。14歳からクイズを始め、『パネルクイズ アタック25』『 タイムショック21』で優勝、『クイズ王最強決定戦』準優勝2回。1998年より『高校生クイズ』の問題作成を19年担当。『クイズ!ヘキサゴンⅡ』 『Qさま‼』 『99人の壁』など80本以上の番組に携わる。クイズ王・クイズ作家としてメディア出演も多数。
うのき
大阪デザイナー専門学校卒業後、似顔絵師として活動。半年後、同人誌専門の印刷会社に入社。6年間勤めた後フリーのイラストレーターとして活動を始める。メッセンジャー、工場勤務を経て、32歳の時に「イラストハウスうのき」として独立。皮肉の効いた風刺漫画やクセのあるアニメーションが得意。
ここだけの話
2023年10月14日(土)に発売の『クイズ語辞典』。当社の「〇〇語辞典」シリーズの1冊である本書も、他タイトルに負けず劣らずの、ユニークで楽しい内容になっています。
まずは簡単にご紹介させてください。
クイズの世界には「7〇3×(ななまるさんばつ)」「押し込み」「押し負け」「読ませ押し」「問題潰し」「ポロロッカ」ほか、個性的な用語がたくさん存在します。
本書は、こういった独特な用語をはじめ、クイズにまつわるありとあらゆる言葉を、50音順に600語以上収録した辞典風読み物です。
昭和・平成のクイズ番組とそのエピソード・名言、競技クイズ・大会のルールや専門用語、クイズを扱った作品まで、読み応えばっちりの内容となっております。
クイズ作家である著者のおふたり、近藤仁美さんと日髙大介さんの「クイズ愛」にあふれた本書。収録されている見出し語の数々や、うのきさんによるイラストをお楽しみいただきたいと思いますが、合間に挟まれるコラム類にも、ぜひ注目してほしいです。
この「ここだけの話」では、『クイズ語辞典』に収録されているコラムのなかから「3番目を掘ってみよう」をご紹介します。「3番目を掘ってみよう」……? どういうことでしょう? さっそく、説明しますね。
本書で見出し語として紹介されている「最【さい】」という言葉があります。
クイズにおいては、上記のように物事の「1番目」を問うものが多かったりするのですが、それだけではなく、意表をついて「2番目」を問うパターンも存在します。
ならば「3番目」までをおさえることで、より勝てるようになる=クイズ力がアップする! といった趣旨の企画です。
たとえば……
Q. 世界で標高が1番高い山はエベレスト、2番目はK2、では3番目に高い山は何?
→正解:カンチェンジェンガ
といった具合ですね。クイズ番組などを見ていると、こういった問題をよく目にしませんか?
さて、とってもためになる(?)具体的な内容は、実際に本をご覧いただくとして。
この「3番目を掘ってみよう」は、見開き2Pで掲載しているのですが、執筆担当日髙さんのクイズ愛、そしてサービス精神ゆえ、最初にいただいた原稿は想定より大幅に字数オーバー……。泣く泣く削った例題があるのです。
前置きが長くなってしまいましたが、ここでは、残念ながら未掲載となってしまった問題群を、せっかくなので見ていくことにしましょう。
Q. アメリカ50州の面積、1位はアラスカ州、2位はテキサス州、では3位は?
→正解:「カリフォルニア州」。ちなみに4位は「モンタナ州」。1~4位の4州は、日本よりも面積が大きいのだそう。
Q. 日本の湖で、1番面積が大きいのは琵琶湖、2番目は霞ケ浦、では3番目は?
→正解:「サロマ湖」。4位の「猪苗代湖」も覚えておくとベター。
Q. 日本の内閣総理大臣、初代は伊藤博文、2代目は黒田清隆、では3代目は?
→正解:「山県有朋」。4代目は「松方正義」です。
Q. 小倉百人一首の詠み人、1首目は天智天皇、2首目は持統天皇、では3首目は?
→正解:「柿本人麻呂」。これはなかなかの難問ではないでしょうか。ちなみに、100首目の「順徳院」もよくクイズでは出題されるのだとか。
最後に、「1番」、「3番」が有名すぎるために、2番目を答えるのが難しい問題も本コラムではいくつか紹介しているのですが、下記はスペースの都合上削ることになってしまったもの。
Q. プロボクシングの17階級。1番重いのはヘビー級、3番目はライト・ヘビー級。では2番目は?
→正解:「クルーザー級」。なるほどたしかに、あまり耳馴染みが無いような気がします…。
以上、いろんな「3番目」がありましたね。
クイズ作家のみなさんは、「出題する対象がだれなのか」「どこをクイズで問えば面白いか」を意識しつつ、日々「どこまでを掘るか」考えているのです。
また、私たち読者は、こういったことを覚えておくと、クイズ大会などに限らず、ちょっとした世間話のなかでも使えるかもしれません。豆知識として披露することで、「へぇ」をいただけるのではないでしょうか。
そんな「人に話したくなる蘊蓄」や、「人に出したくなるクイズ問題」などもたっぷりと紹介している『クイズ語辞典』、ぜひ、手に取ってご覧になってみてくださいね!!
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