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復刻版 日米會話手帳

編集: 誠文堂新光社

定価(税込)550円

発売日2021年11月01日

ISBN978-4-416-62156-1

第二次世界大戦直後、わずか4か月で360万部以上売れたベストセラーを復刻!

内容

 『日米會話手帳』は、1945年9月15日刊行の戦後に企画された最初の出版物ともいわれ、しかも戦後最初のミリオンセラー商品です。誠文堂新光社の創業者である小川菊松は第二次世界大戦敗戦時の玉音放送を聞き、これからは米国人と会話を出来ねばならぬという発想から、1945年8月15日に『日米會話手帳』を企画、翌月の9月15日には刊行しました。その後、ほかの英会話等の書物が刊行されると、当商品の役目は終わったと、12月には絶版にしました。その間、わずか4か月弱で、360万部超の売行きとなりました。これは出版業界では空前絶後のことでした。これら刊行の経緯の詳細については、創業者の著した書籍より抜粋して掲載しています。

 

 『日米會話手帳』では、日本語文、日本語文のローマ字読み、英語文、英語の発音に近いカタカナを併記しています。例えば「今晩は」は、「Kon-ban-wa」、「Good evening」、「グ・ディーヴニン(グ)」を並べて掲載。凡例の部分には( )内はほとんど発音されないと示されています。このように発音に近いカタカナを掲載し、実用的だったことが画期的であったともいわれています。

 
 本書は、『日米會話手帳』完全復刻版の冊子と、現社長・小川雄一の刊行の辞、創業者・小川菊松の著書『出版興亡五十年』に収録された日米會話手帳刊行にまつわる物語を別紙に掲載し、セットにいたしました。

著者紹介

誠文堂新光社(セイブンドウシンコウシャ)

1912年創業の明治時代から続く老舗出版社で、大正年間から刊行する「MJ無線と実験」「子供の科学」「農耕と園芸」の3誌をはじめ、「アイデア」「天文ガイド」「フローリスト」など大変息の長い雑誌が多いのが特徴です。出発は書籍の文芸書でしたが、その後、実用や科学、農業や花、デザイン、商業、広告、ペットなど、雑誌を中心に多種多様なジャンルを刊行し続けてきました。近年は、料理や手芸などの実用系書籍も多数刊行しています。

商品名 復刻版 日米會話手帳

商品名(カナ) フッコクバン ニチベイカイワテチョウ

編集者名 誠文堂新光社

判型 B7

ページ数 32

I. 日常会話 (Everyday Expressions)
基本形 (Basic Phrases)
基本形 單語 (Vocabulary)
食物 (Foods)
數詞 (Numbers)

 

II. 買物 (Shopping)
基本形 (Basic Phrases)
職業 (Professions and Trades)
單語 (Vocabulary)
掲示・廣告 (Notice, Advertisement)
米國の祭日 (Red Letter Days)

 

III. 道を訊ねる(Asking the way)
基本形 (Basic Phrases)
鐡道 (Railroad)
官公署 (Offices)
方角・時間 (Direction and Time)

お詫びと訂正

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