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美しい押し花図譜

著者: 梶谷 奈允子

定価(税込)2,750円

発売日2022年03月03日

ISBN978-4-416-52231-8

季節の花を押し花にして1種類ずつ紹介する写真集のような新しい押し花図鑑。

内容

通年出回る花をはじめ、春~秋にかけて各季節の花を使用した押し花を120種ほど紹介する押し花図鑑。押し花作品として異なる種類の花を組み合わせるのではなく、1種類ごとにのびやかに掲載し、ビジュアルブックとしても楽しめる構成になっています。一部は生花とともに掲載し、押し花にする前と後の姿を比較できるページも。巻末には、基本的な押し花の作り方や額装の仕方、押し花の活用方法などを解説。従来のような押し花アートとは異なるアートピースとしての押し花を提案します。

著者紹介

梶谷 奈允子(カジタニ ナミコ)

ダイナミックさと繊細さを併せもち、花の奥深い可能性を引き出すフラワーデザイナー。2001年、花の本質を知るためにフラワーハンターのもとで植物について研究し、2003年からはフラワーデザイナーのもとで修行。2006年より株式会社テイクアンドギヴ・ニーズにて、フラワーデザイン部門の統括部長、オートクチュールデザインのフラワーデザイナーとして国内外の著名人を含む数多くのウェディングを担当。2016年に独立、その後「zero two THREE」を設立する。ハイブランドの装花をはじめ、コンサートなどの舞台装飾も担う。2020年からはフォーシーズンズホテル大手町&京都の装花担当としても活躍している。

ここだけの話

余白をたっぷりとることが押し花をセンスよく飾るコツ

 「フラワーデザイナーの梶谷奈允子さん押し花の本を作りたい」と編集者の小橋さんが相談してくださったときは、いまどき押し花の本にニーズがあるのだろうか?と正直なところ懐疑的でした。

 

 ただ、雑誌『フローリスト』で梶谷さんが作る素敵な花束は知っていたので、“梶谷さんの押し花”興味が湧きました。

 

 そこで、まずは『フローリスト』2020年10月号のドライフラワー特集で、梶谷さんの押し花を取材することに。

 

少々こじつけではありますが……

 

アトリエに行ってみて驚きました!

額装された押し花が飾られていて、それがあまりにも美しかったのです。

 

 押し花の作品といえば、花びらをパーツとして組み合わせて絵を描くようなイメージでいたのですが、梶谷さんの押し花は違いました。

 

 花の形をそのまま活かし、余白をたっぷりとってレイアウトされていたのです。押し花にこんな飾り方があるとは!

 

 

 作り方も簡単です。みんなが知ってのとおり、花を紙に挟んで重い本などで押しておくだけ。あとはセンスの問題か……と思いながら、レイアウトや飾り方を提案する内容にすれば、新しい押し花の本ができる!と確信しました。こうして出来上がったのが『美しい押し花図譜』です。

 

 写真は『フローリスト』の取材の際に私がスマホで撮ったものです。

 たくさんの押し花がストックされている様子もかわいい!と大はしゃぎでした。そのあと、私も押し花をしてみましたが、きれいにできましたよ。額装までには至っていませんが……。

 

 レイアウトのヒントにもなりますので、興味をもたれた方はぜひ本書を手にとってみてくださいね。懐かしくも新しい押し花に出会えますよ!

商品名 美しい押し花図譜

商品名(カナ) ウツクシイオシバナズフ

著者名 梶谷 奈允子

判型 B5

ページ数 192

通年:バラ、ガーベラ、カーネーション、コチョウラン、オンシジウム、アンスリウム、シダ、ユーカリ他
春:チューリップ、パンジー、スイートピー、サクラ、アネモネ、ラナンキュラス、スイセン、クリスマスローズ他
夏:アジサイ、マリーゴールド、ヒマワリ、エリンジウム、スカビオサ、クレマチス、カラー、アストランチア他
秋:トルコギキョウ、ダリア、キバナコスモス、エキナセア、センイチコウ、アキノキリンソウ他
押し花の基礎知識:押し花に向く花と向かない花、押し花の作り方、押し花をもっと楽しむ(ギフトカードやしおりに、額装する、花束を押し花に、コースターに)
索引

お詫びと訂正

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