Book

料理
Facebookでシェア xでシェア Lineに送る メールで送る

スイーツ×ドリンク ペアリングの発想と組み立て

お互いの美味しさを高めるアイデアと調理技術

著者: 辻口 博啓 / 著者: 片倉 康博 / 著者: 田中 美奈子 / 著者: 藤岡 響

定価(税込)4,180円

発売日2024年11月08日

ISBN978-4-416-72341-8

スイーツとドリンクをどう組み合わせると、調和してお互いの美味しさが高まるのか。

内容

 ペアリングの本は、ワインや日本酒などの視点からの料理の組み合わせ方、またはフード全般とドリンクの組み合わせ方など、ドリンクと料理、両方視点からペアリング本はいくつか出版されていますが、本書はスイーツとドリンクの組み合わせ方を取り上げた書籍です。
 洋菓子界のワールドカップ「クープ・ド・モンド」において優勝をしたモンサンクレール辻口氏のつくるスイーツと、そのスイーツに合わせたドリンクを香飲家が作成。そのドリンクペアリングの考え方や視点と、スイーツとドリンク各々のつくり方を掲載します。

 

「スイーツとドリンクの組み合わせですが、単なる1+1の関係でなく、異なる要素を合わせる事で味や香りに化学変化が生まれます。一つと一つが出会うことによって、互いが共鳴し、一段上の美味しさが広がる。つまりドリンクを合わせることで、スイーツがさらにおいしくなるという考えです。(中略) 本書では、そのペアリングの発想や組み立てを一からご紹介します。これはペアリングの魅力に興味のある方、スイーツを食べ慣れた方、パティシエやスイーツに携わっているプロの方にも体験したことのない世界を見出せるのではないかと考えています。辻口博啓」
~本書巻頭より抜粋

 

「メインをより良くする事がスイーツにドリンク(ノンアルコール)を組み合わせる楽しみ。この書籍は、辻口さんの創造するスイーツと組み合わせた時に、味や香りをお互いに補完し合い、足したり、時には引くことで味覚のバランスが整うように計算し、一つの作品に仕上げます。理論的には世界基準的な世界のトップレストランが実際に行っているペアリングですが、同じ食材、同じ作り方、同じような仕上がりにすると満足度が得られないので、常に新しいものを作り出さなくてはなりません。 香飲家」
~本書巻頭より抜粋

著者紹介

辻口 博啓(ツジグチ ヒロノブ)

洋菓子界のワールドカップ「クープ・ド・モンド」において最年少記録となる弱冠29歳で優勝。モンサンクレール(東京 自由が丘)をはじめ、コンセプトの異なる多数のブランドを展開。2014年には初の海外店舗「モンサンクレール ソウル」をオープン。サロン・デュ・ショコラ・パリでは7回連続で最高評価を獲得。スイーツを通した地域振興、企業とのコラボレーションやプロデュース、講演や著書出版など積極的に活動する他、低糖質スイーツの第一人者として数々のロカボスイーツの開発・監修に取り組む。菓子教室「SUPER SWEETS SCHOOL自由が丘校」、後進育成のための「スーパースイーツ製菓専門学校」の校長を務める。

片倉 康博(カタクラ ヤスヒロ)

バーテンダー時代に QSC、対面サービス、カクテルのさまざまなドリンク知識とバランスのとり方、TPOの重要性などを学ぶ。その経験をカフェ業界へ繋げ、独自の理論によるエスプレッソ抽出技術を広める。ホテル、レストラン、カフェ、パティスリーの顧問バリスタ、調理師・製菓専門学校のドリンクの特別講師として活動。海外からの依頼も多く、台湾、上海、南京、北京、天津、深セン、広州、厦門、杭州でも特別講師を務める。飲食店プロデュース、店舗立ち上げや立て直し、スタッフ教育、ドリンクケータリング、コンサルタント、営業代行、商品開発も手がける。

田中 美奈子(タナカ ミナコ)

アパレル業界から転身しドリンクの世界に。DEAN&DELUCAカフェマネージャー、ドリンクメニュー開発後に独立。カフェレストランオーナーシェフとバリスタを経て、カフェ店舗商品開発やコンサルティング、フードコーディネートなどを手がける。コレクションテーマに合わせた展示会用のオーダーメイドケータリングやファッション誌を中心に、カタログ、広告、web撮影時のデリバリーは旬の野菜を中心とした料理が好評。TV演、出版、webマガジンなどでも活躍。

藤岡 響(フジオカ ヒビキ)

2005年からバリスタとして都内の多くのカフェ、コーヒーショップの立ち上げに携わる。2013年「cafekitsune」、2015年「ブルーボトルコーヒー」の立ち上げに参画。2018年に「株式会社抽出舎」を起業し、日本茶専門店「Saténjapanese tea」を立ち上げ、Japan macha competition を主催するなど、日本の日常に寄り添う独自のカフェスタイルの構築を目指しコーヒー、日本茶等の抽出と向き合う。専門学校講師や店舗プロデュース等(駒場Lim. 等)の活動も行う。2021年より独立し、フリーランス及び飲料ユニット香飲家として活動。

商品名 スイーツ×ドリンク ペアリングの発想と組み立て

商品名(カナ) スイーツドリンク ペアリングノハッソウトクミタテ

著者名 辻口 博啓

著者名 片倉 康博

著者名 田中 美奈子

著者名 藤岡 響

判型 B5変(縦247mm×横185mm)

ページ数 208

Chapter 1 ペアリングの発想と基本
辻口博啓が考えるスイーツ、ショコラの哲学/香飲家が考えるペアリングドリンクの哲学/ペアリングの組み立ては、スイーツの味を理解することから始まる/スイーツとドリンクのペアリングは、香りと味覚のバランスが重要/フルーツ・ピューレを効果的に使う/スイーツに欠かせないショコラの魅力/様々なドリンクのBASEと淹れ方/ドリンクに香りをつけるハーブやスパイス/糖分と塩分の選び方と使い方
【ペアリングの妙】
〈オペラfrom「PHILIPPINES」〉×〈珈琲のようなほうじ茶〉
〈無花果とチャイのエクレールキャラメル〉×〈紅玉アールグレイカフェラテ〉
〈ミルフィーユカカオ ベネズエラ〉×〈サマーオレンジアイスウーロン〉
〈巨峰のヴェリーヌ〉×〈狭山茶のジャパニーズレモネード〉
〈フォレノワール(カカオブランコ)〉×〈あまおうと薔薇の赤いスパイスコーヒー〉
〈タルト温州みかん〉×〈宇和島3Sみかんと佐渡島産おけさ柿のスロージュース〉

Chapter 2 ペアリングで作るデザートコース (全部で9つのMenuコースを紹介)
Menu.1 Welcome Drink〈カカオパルプ&ルバーブトニックウォーター〉/Pairing 1〈タンザニアルージュ・ゲヴェルツトラミネールとライチの泡〉×〈ハーバルレッドティー〉/Pairing 2〈ルバーブのパイ包 ミルクアイス添え〉×〈そば茶と珈琲のミルクブリュー〉
Menu.2 Welcome Drink〈ジェニパーベリーソーダ〉/Pairing 1〈木苺とバニラ〉×〈ベリーコーヒー〉/Pairing 2〈フォレノワールとタンザニアアイス〉×〈チェリーブロッサムヴィンコット〉
Menu.3 Welcome Drink〈シトラスライチ・グリーンティー〉/Pairing 1〈クレープ・ア・ラ・ペッシュ〉×〈夏みかんアールグレイティー〉/Pairing 2〈サバラン・エキゾチック〉×〈アプリコットスモーキーティーソーダ〉
…ほか

Chapter 3 アッシュ・ペアリングのレシピ

お詫びと訂正

Book

料理
Facebookでシェア xでシェア Lineに送る メールで送る

関連情報