商品名 アイデアふくらむ探検ウォッチ micro:bitでプログラミング
商品名(カナ) アイデアフクラムタンケンウォッチ マイクロビットデプログラミング
シリーズ名 子供の科学★ミライクリエイティブ
著者名 倉本 大資
判型 B5
ページ数 160
『子供の科学』の人気連載が待望の書籍化!
内容
「micro:bit(マイクロビット)」を使った腕時計型ツールで、遊べて学べるプログラミングを楽しもう!
micro:bitはプログラミング教育用の小型コンピューター。
2012年にイギリスで生まれ、世界中の子供たちがこのコンピューターでプログラミングを楽しんでいます!
その最大の特徴は、手のひらサイズながら光・温度・加速度・地磁気の各種センサーや無線通信などの機能が充実していること。
これらの機能を活かすようなプログラムをつくれば、例えばmicro:bitをゲームや温度計、方位磁石、通信機器のように使うことができるのです。
micro:bitは、インターネットブラウザーからアクセスして使える「MakeCode for micro:bit」でプログラミングできるので、一般的なネット環境さえ整っていればすぐにでもプログラミングを体験できます。
MakeCodeは、子供たちに人気のプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」に似たブロック型のプログラミング環境。
MakeCodeの経験がScratchを扱うときにも活かせるだけでなく、micro:bit自体はScratchとも連携できます。
以上の内容について、この本では写真や図解を豊富に用いてわかりやすく解説しています。
実験や観察などにも役立つプログラミングだけでなく、ゲームやコミュニケーションといった幅広い用途でのプログラミングも取り上げているので、この本で紹介しているプログラミングに取り組むことで子供たちの創造力や発想力が養われます。
さらにこの本では、micro:bitと一緒に楽しめる腕時計型ツール「探検ウォッチ」も紹介。
探検ウォッチを使えば、つくったプログラムを外でも実践できるので、楽しみ方の幅が広がります!
序文では、micro:bitの普及に取り組んでいるmicro:bit教育財団の特別メッセージも掲載。
子供たちのmicro:bitでのプログラミングを応援しています!
2020年春から小学校で本格的に始まるプログラミング教育の準備にもピッタリで、子供だけでトライできるのはもちろん、親子でも楽しめる一冊です。
※誠文堂新光社ではmicro:bitと周辺機器がセットになった「KoKa micro:bit 探検ウォッチキット」を取り扱っており、こちらを用いてお手軽に本書の内容を実践することも可能です。
■「子供の科学★ミライクリエイティブ」シリーズについて
1924年創刊の月刊誌『子供の科学』が、未来を生きる子供たちにとって大切な科学の実用知識について、楽しく・わかりやすく解説するシリーズ。
プログラミングなどの「ものづくりの力が身につく」テーマを中心としたラインナップ展開により、「子供たちの未来の可能性が広がる」シリーズを目指します。
著者紹介
倉本 大資(クラモト ダイスケ)
1980年生まれ。2004年筑波大学芸術専門学群総合造形コース卒業。
勤務の傍ら、08年よりScratchを使った子供向けプログラミングワークショップを開催、プログラミングサークル「OtOMO」活動へとつながっている。18年に会社を退職し、スイッチエデュケーションアドバイザーや、プログラミング教室TENTOへの参画など、子供向けプログラミングの分野を中心に活動中。プログラミングを通じて学ぶことの楽しさを伝えている。
主な共著に『小学生からはじめるわくわくプログラミング2』(日経BP社)など。月刊誌『子供の科学』(誠文堂新光社)にて、「micro:bitでレッツプログラミング!」を連載。
ここだけの話
この本のタイトルを見て「あ~、あのmicro:bitね」とすぐにわかった人は、どれくらいいらっしゃるでしょうか?
「micro:bitってなに?」と思った人のほうが多いかもしれませんね。本をつくりはじめる前の編集担当も同じ感想でした(笑)。
詳しくはぜひ本を読んでいただきたいのですが、micro:bitを一言でいえば「簡単にプログラミングを楽しめる小型コンピューター」。
本当に小さいです!
本の中では「手のひらサイズ」という紹介の仕方もしていますが、上の写真のとおり手のひらにしっかり収まっていますよね。
こんなに小さいけど、すごいやつなんです。
温度や地磁気などを測るセンサーがついていたり、無線通信にも対応していたりしているので、入れるプログラムによって好きな使い方ができちゃいます。
micro:bitはもともと教育用につくられたコンピューター。だから、子供たちの発想力や創造力を発揮できるように自由度が高くなっているんですね。
本書では、子供たちが「やってみたい!」「おもしろい!」と思ってもらえるようなプログラムが、いっぱい登場します。
月刊誌『子供の科学』での連載記事をベースにしていますが、本書のために新たなプログラムもたくさん用意しました。
※連載記事のバックナンバーは下からご覧いただけます
http://prog.kodomonokagaku.com/microbit/index.html
プログラミングの手順については、写真も掲載してできるだけわかりやすく伝えられるように努めました。連載記事で取り上げたプログラムについても、新たに写真を撮り直しています。
そういった写真は著者の倉本大資さんや編集者が撮ったもの。つまり、この本を読んでプログラミングに挑戦する皆さんと同じように、私たちもプログラミングを楽しみながら制作を進めてきたのです。
上の写真のようにプログラミング用のブロックを組み合わせながら、シミュレーターや実際のmicro:bitで正しく動くか確認しつつ、スクリーンショットを撮って画像も用意していきました。
最初に述べたとおり、編集担当もじつはmicro:bit初心者(汗)。それでも、本で解説しているとおりにプログラミングしてみたら、バッチリつくれましたよ♪
ちなみにシミュレーターというのは、上にも写っているプログラミングの画面上のmicro:bitのイラストです。
プログラミングした内容でmicro:bitがどのように動作するのかチェックすることができるのです(プログラムによっては完璧に再現できるわけではないので、実際のmicro:bitでも試しました)。
また、写真を見て「Scratchと似たプログラミングだな~」と思った方、そのとおり!
これは「MakeCode」というmicro:bitでメインとなるプログラミングエディターなのですが、子供たちにも人気のブロック型プログラミング言語の「Scratch」ととても似ていますよね。
なので、Scratchをやったことがあればすぐに慣れますし、これからScratchにトライしたいと考えている子もMakeCodeを体験しておけば、逆にScratchにもすぐに慣れると思います。
なお、micro:bitはじつはScratchとも連携することができ、この本でも紹介しています!
さらにこの本で取り上げているプログラムは、「探検ウォッチ」と一緒に使うとさらに楽しくなります!探検ウォッチというのは、micro:bitと合体させることのできる腕時計型ツール。
見てのとおり、micro:bitをウェアラブル端末のように装着できちゃうのです!
身に着けることで、micro:bitに入れたプログラムを外で試すこともできます(micro:bitは防水加工されていないので、雨の日はダメですよ~)。
プログラミングというと室内のイメージがあるかもしれません。もちろんプログラミング自体は室内でやるわけですが、つくったプログラムを外で試すことで「プログラミングの新たな楽しみ方」として子供たちに広がってくれると嬉しい限りです。
なお、探検ウォッチは『子供の科学』の教材販売サイト「KoKa Shop!」にて取り扱っています。
もしご興味がありましたら、ぜひ一度チェックしてみてください。
https://shop.kodomonokagaku.com/
とはいえ、この本のプログラミングはmicro:bitのみでも十分に楽しめますので、まずはぜひmicro:bitの世界を体験してみてくださいね!
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