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魅せる月風景の撮り方

フォトジェニックなシーンの撮影と画像処理のテクニック

著者: 榎本 司

定価(税込)2,200円

発売日2023年10月14日

ISBN978-4-416-62324-4

月の満ち欠け、星食、月食などの天文現象と、季節と共に移り替わる月のある風景の撮り方がすぐわかる!

内容

『月刊 天文ガイド』で毎号美しい月風景や月が起こす天文現象をとらえた写真を紹介する人気連載「月のある絶景」を担当する著者が、月を撮る方法をやさしく指南。シャッターチャンスとなる現象やテクニック、機材、画像処理など、月を撮影する際に必要な知識を豊富な作例と共に紹介します。

 

古くから日本人に愛されてきた月。その美しい姿を、写真に残してみませんか?

著者紹介

榎本 司(エノモト ツカサ)

星空のある風景、天体望遠鏡を使った天体のクローズアップ撮影、タイムラプス動画などの天体写真撮影に取り組み、皆既日食やオーロラ、美しい星空絶景を求めて海外遠征も精力的に行なう。著書に『星ごよみ365日』(共著)、写真集『月(SKYSCAPE PHOTOBOOK)』(ともに誠文堂新光社)がある。

ここだけの話

フォトジェニックとは?

みなさん「フォトジェニック」という言葉はご存じでしょうか?
なんとなく聞いたことがあるという人もいるかもしれませんが、
私は出版社に入社して初めて知りました。

フォトジェニックとは、今でいうところの「映える」という意味です。

「あの人はフォトジェニックだね」とか、
「フォトジェニックな風景だね」なんて使い方をします。

 

 

ところで、本書のサブタイトルにもこのフォトジェニックという
言葉を使っていますが、これが社内でもめました

 

というのも、もともとこの本のサブタイトルは「フォトジェニックに仕上げる撮影テクニック」だったのです。

なにか変だなあと思いませんか?

 

今風に訳すと「映えに仕上げる撮影テクニック」ということになります。

日本語が変ですよね…。

 

 

なにはともあれ、本書のサブタイトルは
「フォトジェニックなシーンの撮影と画像処理テクニック」に
落ち着きました。

 

日本語って難しいですね!

商品名 魅せる月風景の撮り方

商品名(カナ) ミセルツキフウケイノトリカタ

著者名 榎本 司

判型 B5

ページ数 160

CHAPTER1 月の撮影に必要な機材
月の撮影に適したカメラを選ぶ/カメラの撮像素子(イメージセンサー)/月の撮影でそろえたいレンズ/天体望遠鏡で月を撮る/固定撮影(三脚)と追尾撮影(赤道儀)

CHAPTER2 撮影計画に必要な月の基礎知識
月の満ち欠けと月齢/月のよび名/中秋の名月/月の視直径の変化/天球と日周運動/地平座標と赤道座標/年周運動と季節の星/月の大きさと公転運動/月の正中高度の季節変化/白道と星食/月食/日食

CHAPTER3 カメラの機能と設定
RAW型式で撮る/電子シャッターの利点/シャッタースピードと絞り値/ISO感度とノイズ低減/撮影モードと露出補正/測光方式/オートブラケティング/ホワイトバランスと色温度

CHAPTER4 レンズの特性
レンズの焦点距離と月の写る大きさ/日周運動でブレない露出許容時間/レンズの絞り値と収差/被写界深度/フォーカシング

CHAPTER5 テーマ別で月を撮る
月と桜を撮る/月と山を撮る/月と海を撮る/月とランドマークを撮る/パール富士を撮る/朔望月を撮る/満月を撮る/細い月と地球照を撮る/糸のように細く欠けた月を撮る/ブルーアワーの月を撮る/奇岩と月を撮る/砂漠の月を撮る/月と古代遺跡を撮る/高原の月を撮る/ヒマラヤの月を撮る/月と火山を撮る/皆既月食を撮る/月食と風景を撮る/月出・月入帯食を撮る/惑星食を撮る/恒星食を撮/月と惑星の共演を撮る/月と彗星の共演を撮る/月と天の川を撮る/月をパノラマで撮る/ソフトフィルターで星や月を強調する/月の光跡を撮る/月の大気光学現象を撮る/月による薄明光線を撮る/月と国際宇宙ステーションを撮る/月とオーロラの共演を撮る/昼間の月を撮る/部分日食、金環日食を撮る/皆既日食を撮る/皆既日食と風景を撮る

CHAPTER6 画像処理
画像処理の基本/RAW型式データの現像/比較明合成/スタッキング/シャープフィルター/パノラマステッチとモザイキング/HDRイメージ/タイムラプス

お詫びと訂正

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