商品名 金継ぎの技法書
商品名(カナ) キンツギノギホウショ
シリーズ名 陶工房BOOKS
著者名 工藤 かおる
判型 B5変形(縦210mm×横182mm)
ページ数 208
金継ぎの応用的な様々な技法を網羅した決定版。
内容
金継ぎの技法の基礎を、写真と説明で丁寧に解説するほか、本書では、器の素材や釉薬、破損の状況に応じた修理のさまざまな技術と、装飾のアイデアを解説します。
壊れやすいカップの持ち手や急須のふたにはダボ(芯)を入れたり、より大きな欠損には麻布を使ったりなどの技法に加え、
色漆や金属粉の応用的な活用の仕方などを網羅。
こうした金継ぎの応用的な内容まで触れた本は他にはなく、漆や木工、修理等々の仕事に携わる人への参考としてはもちろん、基礎もしっかり解説しているので入門者にもおすすめ。金継ぎの技法書の決定版的一冊になっています。
著者紹介
工藤 かおる(クドウ カオル)
1958年、東京生まれ。東京藝術大学工芸科大学院 漆工芸専攻修了。在学中は漆芸家で蒔絵の重要無形文化財保持者である故・田口善国氏に漆工芸を学ぶ。卒業後は、木地をキャンバスに漆や金銀箔で描く「板絵」作品を制作、「館・游彩」など都内のギャラリーで板絵展を開催。創作活動の傍ら、女子美術大学や産経学園の金継ぎ教室で講師も務め、金継ぎ講師としては25年以上の実績を持つ。2000年からは、木漆工芸家の工藤茂喜とユニットを組み、木と漆を扱う工房、スタジオ温をスタート。スタジオ温では金継ぎを担当し、教室を主宰している。
商品名 金継ぎの技法書
商品名(カナ) キンツギノギホウショ
シリーズ名 陶工房BOOKS
著者名 工藤 かおる
判型 B5変形(縦210mm×横182mm)
ページ数 208
漆について/破損の主な種類/金継ぎの主な流れ
序章 道具と材料を知る
金継ぎの道具/筆・ヘラ/研ぎ・削り/粉蒔き・磨き/その他の道具/漆の種類/漆に混ぜる粉の種類/漆を配合する
1章 金継ぎの基本
素地の見極めと前処理/割れ/欠け・ほつれ/大きな欠けの場合/ひび・にゅう/呂色漆で仕上げる「漆継ぎ」/磁器を繕う
仕上げの装飾
金属粉の種類/仕上がりの比較/金属粉による仕上げ/銀粉の経年変化
2章 金継ぎの応用
形や素材に応じた繕い方
ダボによる補強①カップの持ち手②急須の持ち手/よくある破損①急須の蓋②急須の注ぎ口③大皿④ガラス器/さまざまな修理技術①大きな欠損②粉砕・展開 口径が狭い器を繕う③窯割れ(焼締めの素地)
装飾のバリエーション
色漆による仕上げ/色漆の応用①共色仕上げ・展開 白檀塗りによる共色仕上げ②色漆による粉染め/共柄仕上げ/見立てによる仕上げ・実践 「月に叢雲」ができるまで
金継ぎをした器の扱い方/用語解説/道具や材料を扱う店
コラム ①焼き継ぎ/②かすがい継ぎ
お詫びと訂正
関連情報
作陶に役立つ! 陶芸データブック
太邑 圭
発売日:2021年06月03日
やきものの科学
樋口 わかな
発売日:2021年05月25日
やきもの文様事典
陶工房編集部
発売日:2021年02月22日
粉引の器 その発想と作り方
陶工房編集部
発売日:2020年07月13日
やきものの教科書
陶工房編集部
発売日:2020年04月13日
染め付け
有坂 多絵子
発売日:2017年02月08日
人気陶芸作家の凄技ファイル
陶工房編集部
発売日:2017年01月13日
ゼロからの金継ぎ入門
伊良原 満美 ほか
発売日:2015年06月03日
金継ぎのすすめ
小澤 典代
発売日:2013年03月21日
12 genres
知らない世界がここに。
生粋の趣味人のための、深くて広い12ジャンル。
Trend keywords