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京都国立近代美術館の名作

国立美術館初の公式ガイドブック

著者: 岡﨑 素子

定価(税込)1,320円

発売日2019年04月01日

ISBN978-4-416-91973-6

内容

京都ならではの名画を、30秒で斜め読み。

―京都。美人画。といえば、「松園の前に松園なく、松園の後に松園なし」。
髪を高島田に結い、上品な振袖を着た若い娘が、舞いの準備をしています。
肘を脇の下につけたまま、扇子を帯にさしこむしぐさの奥ゆかしさ。
鼓を舌で湿らす女性や、口元に袖をあて、ひそひそ話に興じる女性たちの細やかな描写。
洗練された着こなし、艶やかさは、松園ならではのもの。
娘の、恥じらうようなうつむき加減の表情から、初々しい緊張感が伝わってくるようです。―
(表紙・本文P.25 上村松園《舞仕度》全文)

ページをめくるだけで、作品の世界観が香りたつ。
わかりやすさに徹した作品紹介コピーは、専門知識豊かな学芸員が執筆した従来の図録の「解説」とは一線を画すもの。
高解像度の美しいビジュアルとともに、本ガイドの最大の特徴となっている。

アートはみんなのもの。国立美術館をもっと身近に。
そんな願いが込められた、国立美術館初の公式ガイドブックの誕生だ。
施設概要や利用案内まで、欲しかった情報をハンディな一冊にまとめたすぐれもの。
しかも、全編バイリンガル仕様。
急増中の海外旅行者にも、日本の美の殿堂の魅力をコンパクトに紹介している。

国立美術館ガイド2 では、平安神宮の朱色の大鳥居のすぐ隣に位置する京都国立近代美術館を紹介。
古都の景観にマッチした、モダンな建物も見どころの一つ。
陶芸や染織などの伝統工芸を核に、充実を図ってきた多様な工芸ラインナップをはじめ、京都画壇の華麗なる歴史が一望できる日本画家、洋画壇の重鎮など、関西ゆかりの作家を中心としたコレクションは秀逸そのもの。
国内・海外の作家による、近・現代の話題の名作もお見逃しなく。

著者紹介

岡﨑 素子(オカザキ モトコ)

一貫したマーケティング発想を旨とするプランナー、クリエイティブディレクター。

広告畑コピーライターとしてクリエイティブ歴をスタート。某大手電機メーカーの通信機器や自動車メーカー等の新製品お披露目広告や、各種セールスプロモーションツールを制作。その後、通信系企業のハウスエージェンシにて、広告やキャンペーンをはじめとしたプロモーション施策全般に参画。また、日本創発グループにて、企業や地方自治体を対象に、ブランディングやセールスプロモーションにかかわる広範な業務に従事。企画のみならず、実施に向けた具体的なデザイン、コピーもみずから手掛ける。

商品名 京都国立近代美術館の名作

商品名(カナ) キョウトコクリツキンダイビジュツカンノメイサク

シリーズ名 国立美術館ガイド2

著者名 岡﨑 素子

判型 A5変(縦220mm×横140mm)

ページ数 104

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