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小豆島にみる日本の未来のつくり方

瀬戸内国際芸術祭2013 小豆島 醤の郷+坂手港プロジェクト「観光から関係へ」ドキュメント

編著: 椿 昇 / 編著: 多田 智美 / 編著: 原田 祐馬

定価(税込)2,200円

発売日2014年05月23日

ISBN978-4-416-11448-3

内容

2013年に行われた瀬戸内国際芸術祭をきっかけに、芸術やデザインによって持続可能な社会づくりを模索している「小豆島 醤の郷+坂手港」。
島外から参加した若い世代のアーティストやデザイナーは、地元の住民や行政と一体となって、確執や批判を引き受けながら、自分たちの「生き方」の問題としてプロジェクトをつくりあげている。

本書は、その構想から実践、検証、長期的なビジョンを記録・発信することで、日本各地で起こりうる社会的な問題を解決するためのヒントを提示するソーシャルデザインの参考書。
人口分布や産業、地形といった観点から現代日本の縮図といえる小豆島での取り組みは、日本の未来を見すえるうえで、ひとつのモデルケースとなるはずだ。
既存の地域振興プロジェクトとの違いは、他者が一方的に主導するのではなく、「自らが変わること」で住民たちとの関係を育み、相互の意識を変えていくこと。

本書は、いまなお継続している運動体のプロジェクトそのものであり、行政や教育、各種団体・活動の運営者など、さまざまな立場で地域社会に関わる人へ新たな指針を示している。

著者紹介

椿 昇(ツバキ ノボル)

1953年京都市生まれ。関西を拠点に、1980年代から活動する現代美術作家。京都造形芸術大学教授、美術工芸学科学長

多田 智美(タダ トモミ)

1980年大阪生まれ。編集制作会社「MUESUM」代表。2008年より京都造形芸術大学ウルトラファクトリーにてULTRA FACTORY PRESS(現・BY EDIT)ディレクターを務める。「DESIGNEAST」ディレクター。京都造形大学非常勤講師。

原田 祐馬(ハラダ ユウマ)

1979年大阪生まれ。デザイン事務所「UMA/design farm」代表。アートディレクター・デザイナーとして活動するほか、CRITICAL DESIGN LAB.やデザインイベント「DESIGNEAST」、GALLERY9.5のディレクターを務める。京都造形芸術大学非常勤講師。

商品名 小豆島にみる日本の未来のつくり方

商品名(カナ) ショウドシマニミルニホンノミライノツクリカタ

編著者名 椿 昇

編著者名 多田 智美

編著者名 原田 祐馬

判型 A5

ページ数 224

お詫びと訂正

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